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iPadで星座やバーチャル旅行を満喫!夏に楽しむ・役立つおすすめアプリ

2020年08月05日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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夏休みにiPadで楽しめて、ためになるアプリを紹介しよう

 2020年の夏休みの過ごし方をまだ決めかねているという方は、iPadアプリでバーチャル海外旅行に出かけてみたり、Apple Pencilを片手に誰でも簡単に始められるアニメーション製作に挑戦してみてはいかがだろうか。またはAR学習アプリを活用すれば、ゲームを楽しむ感覚で子どもたちと一緒に夏休みの自由研究を攻略できる。

 秋には楽しみなiPadOS 14の正式リリースも控えているが、今回は手元にiPadがあればこの夏すぐに活用できるおすすめアプリを紹介しよう。

iPadで子どもの夏休みの課題を攻略する

 夏休みは、学校に通う多くの子どもたちが自由研究の課題に追われている。今年は屋外に出て研究に勤しむことが難しいので、屋内でiPadを活用して勉強を勧めたい。近頃は生徒にiPadを持たせてテレスクール環境を導入した学校もあると、筆者も周囲からよく聞く。夏休みにiPadで勉強して付けた学力が、先生に認めてもらえるようになったいい時代だと思う。

【漢字の書き取り】小学生漢字ドリル - 小学校で学ぶ漢字完全版

Apple Pencilで漢字の書き取り練習が思う存分できる「小学生漢字ドリル - 小学校で学ぶ漢字完全版」

 まずは夏休みの宿題の定番である、“漢字の書き取り”が学べる定番アプリ「小学生漢字ドリル - 小学校で学ぶ漢字完全版」(デベロッパ:Gloding Inc.)から紹介しよう。漢字や英単語というものは、何度も書きながら身体に染みこませて覚えるものだ。小学校6年間に学ぶ漢字を、Apple Pencilで繰り返し書きながら学習できるオーソドックスなアプリ。有料課金コンテンツもあるが、まずは無料で試せる。学習済みの漢字にはマークも付くので、アプリでしっかりと学んだ証拠を学校の先生にアピールできる。

大人になっても知らずにいた、漢字の正しい書き順も学べる

 大人がやってみても意外な漢字の“書き順”を誤解していたことがわかったり、そもそも小学校5、6年生で学んでいたはずの漢字を知らなかったり……、漢字の奥深さに触れられてためになる。同社からは中学受験にも役立ちそうな「四字熟語」「対義語」「慣用句」などの国語系コンテンツのほか、算数、理科、社会、そして英語などiPad対応の良質な教材アプリが揃っている。

 

【かんたんアニメーション作成】Looom

Looomアプリの最大の魅力は洗練されたインターフェース。直感的な操作でアニメーション動画が作れる

 続いて紹介するアプリは、iPadで直感的にアニメーション動画が作成できる「Looom(ルーム)」だ。デベロッパのEran Hilleli氏が開発したアプリは、今年の「WWDC20」でApple Design Awardも受賞している。App Storeの販売価格は1220円。

 アニメーション動画が連続する複数の静止画によって構成されていることは、もはや多くの方が知っていると思う。ただ、その理屈がわかっていても実際にアニメを作るとなれば、色んな道具と手間、絵心も必要になって尻込みしてしまう。Looomの良いところは、Apple Pencilで描いたラフなスケッチが簡単に動かせる洗練されたインターフェースだ。

Looomアプリで作成したアニメーション動画のサンプル。動かしたいオブジェクトをフレームごとに書き込んで、異なるレイヤーを重ねていく

 その操作方法の詳しい紹介にまで今回は踏み込まないが、筆者が試してみた限りでは初心者でもすぐに簡単なアニメーションを作れると思う。使い方はYouTubeにも多くの紹介動画があるので、参照してほしい。Looomで作成した動画はSVGファイルとして保存されるので、書き出してWebブラウザで閲覧したり、アプリ上でアニメーション動画を録画してから、ファイルをiPadから共有することも可能だ。筆者の家族がLooomで作った手作りのアニメーションを参考までにご紹介しよう。筆者も今年の夏休みはこのアプリに夢中になれそうだ。

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