このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

さとうなおきの「週刊アジュール」 第133回

Azure Data Lake Storageがスナップショット、不変ストレージなどをサポート

Azure Blob Storageの最大Blobサイズが200TBに拡張

2020年07月13日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Azure Active Directory:サインインページのブランディング、6月のアップデート

 Azure Active Directory(Azure AD)は、ID/アクセス管理機能を提供するサービスです。

 Azure Active Directoryで、サインインページのブランディング機能の拡張が、GAになりました。

 ブランディングで、ハイパーリンクや簡単なフォーマット(太字、斜体、下線)が利用可能になります。

 Azure Active Directoryの6月のアップデートが、まとめられています。統合された検索(プレビュー)、前述のサインインページのブランディングなどの新機能があります。

Azure Active Directory:サインインページのブランディング

Azure Storage:Data Lake Storageの静的Webサイト、スナップショット、不変ストレージ、アーカイブアクセス層

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能であるAzure Data Lake Storageは、スケーラビリティ、パフォーマンス、コスト効率に優れたビッグデータ分析向けのデータレイクサービスです。

 Azure Data Lake Storageで、次のアップデートがリリースされました。

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure IoT Hub:組み込みAzure Event Hubs互換エンドポイントのパブリックネットワークアクセス

 Azure IoT Hubは、多数のIoTデバイスとの間で、セキュアで信頼性のある双方向通信を実現するサービスです。

 Azure Event Hubsは、スケーラブルなイベント受信サービスです。

 これまで、Azure IoT Hubへのパブリックネットワークアクセスが無効になっている場合でも、Azure IoT Hubの組み込みAzure Event Hubs互換エンドポイントにパブリックインターネット経由でアクセスすることができました。

 2020年9月30日にこの動作が変更され、Azure IoT Hubでパブリックネットワークアクセスを無効にすると、組み込みエンドポイントへのパブリックネットワークアクセスも無効になります。

Azure Digital Twins:モデリング言語、ライブ実行環境、入出力

 Azure Digital Twinsは、あらゆる物理環境の包括的なデジタルモデルを作成できるサービスです。

 5月のBuild 2020カンファレンスで発表されていたAzure Digital Twinsの新機能が、パブリックプレビューになりました。

  • オープンモデリング言語「Digital Twins Definition Language」(DTDL)
  • ライブ実行環境
  • IoT、ビジネスシステムからの入力(Azure IoT Hub統合)
  • Azure Time Series Insights、ストレージ、分析への出力(Azure Event Hubs/Azure Event Grid/Azure Service Bus統合)

 詳細は、次のページをご覧ください。

Azure Digital Twins

 それでは、また来週。

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事