コクヨは7月8日、オフィス内でのウェブ会議や集中作業に最適とする「WORK POD(ワークポッド)」を発売すると発表。7月初旬から販売を開始する。
WORK PODは、働き方や気分に合わせてオフィス内で1人用のワークスペースを確保できる製品。新型コロナウイルスの感染拡大防止対策としてリモートワークによる在宅勤務者や取引先とのウェブ会議が増えている中で、周囲への音漏れを気にせずに集中できるクローズド環境を構築できるという。
バリエーションは1人用のみで、消防設備工事不要で設置可能な「熱感知式消火器付き」と、天井部が開口している「天井オープン」の2モデルをラインアップ。それぞれに、電話やメールチェックなどの軽作業に適するスタンディングタイプと、ウェブ会議や資料作成などの集中作業に適したソファータイプを用意する。
いずれの仕様もPSE(電気用品安全法)を取得済みで、調光付きLEDライト、電源、USB給電を装備する。
熱感知式消火器付きモデルは、約30秒間ごとに室内の空気を入れ替える自動換気機能を備える。換気量は264㎥/h(必要換気量20㎥/h)、換気回数は136回/h(必要換気回数10.3回/h)。
デザインでは、大きく開放感のあるガラス面と、複数台並べた際にも下端のラインがそろって違和感なく収まるフレームデザインを採用した。内装やソファー背座は豊富なカラーラインアップから選べ、132通りのデザインが可能とのこと。