スターキージャパンは6月15日、センサー&AI補聴器に、さらにエッジコンピューティング技術を搭載したモデル「Livio Edge AI(リビオエッジエーアイ)」を発表した。6月24日より販売開始する。
Livio Edge AIは、優れた音質音質と、補聴器ユーザーにとって困難な聴取環境に対応するサウンド処理という、両方の長所を兼ね備えるという製品。特にエッジモードは、ダブルタップするだけで、AIにより音響環境を瞬時に分析し、即座に自動調整する。
エッジモード使用中は常に音響環境を分析、聴取環境の適切な調整を自動的に計算。調整は、音響環境だけでなく2000人以上のアクティブなデータを元にして、予想される聴取意図に基づいている。また、調整パラメータには、補聴器ゲイン、ノイズ管理、指向性モードの様々な組み合わせが含まれる。これらにより、ユーザーは難しい環境での聞き取りを改善し、メモリーの自動調整を超える設定全般をAIで改善できるとする。
本製品発売の一環として、世界初という2.4GHzワイヤレスリチウムイオン充電式耳あな型補聴器(ITE/HS/ITC)計30器種を同時発売する。完全なオーダーメイド(耳あな型)の充電タイプ。
さらに、センサー&AI搭載補聴器(Livio AI)を2000/1600/1200/1000の全テクノロジークラス282器種で展開。その他、スマホ専用アプリ「スライブ」の使いやすさとパフォーマンスを向上。さらに、グループ会話に対応する8つのマイクを内蔵したワイヤレスアクセサリー「テーブルマイク」も同時発売する。