東芝エルイートレーディングは6月11日、CDラジカセの新製品として「TY-CDW990」「TY-CDX91」の2機種を発売すると発表した。6月12日から順次販売を開始する。
“おうち時間”の充実を目的に、中高年層に人気で体力向上やストレス軽減にも有効といわれるカラオケの機能を拡充したモデル。従来モデルから搭載するボーカルダウンやエコー機能にくわえ、音程調節機能(キーコントロール)を新たに搭載。カセットテープ、CD、スマホなどの外部入力音源の楽曲を半音刻みで、高・低各5段階に調整できるため、自分の声の高さに歌いたい楽曲の音程を合わせてカラオケを楽しめるという。
TY-CDW990は、カセットテープ、CD、外部入力音源のキーコントロールに対応する。マイク2本を接続できる2分配ステレオミニプラグが付属するほか、ラジオ選局が登録できる「お好み選局」をFM/AM各5局からFM10局/AM5局へ増強した。
カセットテープレコーダーはダブルカセット(高速ダビング機能あり)で、再生可能ディスクはCD、CD-R/RW(CD-DA)。電源は単2形乾電池×6本(別売)。サイズ/重さ(本体のみ)は、およそ幅350×奥行き203×高さ141mm/およそ2.6kg。価格は2万1000円前後。
TY-CDX91は、CDのほかSD/USBに保存した音源のキーコントロールが可能。リモコンのテンポボタンの「はやく」、「おそく」を押すたびに±5%ずつ、最大±20%まで再生のテンポを調整できる(キーコントロールとの併用不可)ため、楽器やダンスなどの練習に便利とのこと。そのほか、時計表示とラジオ番組のタイマー録音、目覚まし機能に使えるタイマー再生機能を備える。
カセットテープレコーダーはシングルカセット。再生可能ディスクはCD、CD-R/RW(CD-DA/MP3)で、対応メモリーはSDカード(32MB~2GB)、SDHCカード(4GB~32GB)、USBフラッシュメモリー(32MB~32GB)、録音形式はMP3(192kbps)。電源は単2形乾電池×6本(別売)。サイズ/重さ(本体のみ)は、およそ幅316×奥行き215×高さ130mm/およそ2.2kg。価格は1万7000円前後。