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ファーウェイ通信 第124回

ノイズキャンセリングもコスパも強力!

カナル型になったファーウェイのもう1つの完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 3i」レビュー

2020年06月16日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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音楽再生にも音声通話にも恩恵を与える
ノイズキャンセリング機能が進化!

 ここからは、HUAWEI FreeBuds 3iのアクティブノイズキャンセリング機能と実際の使用感を見ていこう。

では実際の性能がどうか試していこう

 アクティブノイズキャンセリング機能とは、イヤホンに搭載されたマイクで周囲の騒音を拾い、逆位相の音波を生成することでノイズを低減する仕組みのこと。HUAWEI FreeBuds 3iでは、デュアルマイクで周囲の騒音を拾っており、最大32dB(※2)のノイズ低減を実現している。

※2:ファーウェイ調べ。テストユーザーの耳内にマイクを設置し、85dB相当のノイズを流してテストした結果。実際の効果は使用者の耳のサイズ、耳道の形、装着方法、咀嚼などの条件によって変動します。

 今回は、自宅と近所のカフェで、実際にHUAWEI FreeBuds 3iを使ってみた。まず自宅だが、筆者がいつも仕事をしている部屋には換気のためのファンが取り付けられており、「コーッ」というファンの回転音が常に聞こえている。

 この部屋で、HUAWEI FreeBuds 3iを装着してノイズキャンセリングをオンにすると、ファンのノイズがスッと引っ込む印象で、ほとんど気にならなくなった。そのため、音楽を再生する際にボリュームをそれほど上げなくても、細部までよく聞き取れる。集中して仕事をしたい時には音楽が邪魔になることもあるが、音楽再生なしでノイズキャンセリング機能だけをオンにすれば、ほどよい静寂が得られ、集中するのに理想的な環境となるのもうれしい。

 次に、乾燥機能を使用中のドラム式洗濯機の近くで、ノイズキャンセリングをオンにして音楽再生してみた。すると、電車内や飛行機内の騒音に似た、「ゴーッ」と響く、重低音のノイズがかなり抑えられ、音楽がハッキリと聞き取れるようになった。今はまだ公共交通機関を利用する機会はそれほど多くないが、HUAWEI FreeBuds 3iは通勤や出張、旅行のお供としても活躍してくれそうだ。

 そして、カフェでの使用でも、ガヤガヤ、ザワザワという騒音が低減され、仕事や読書に集中することができた。ただ自宅とは違って、外出先では周囲の音がある程度は聞こえないと困るという状況もある。HUAWEI FreeBuds 3iは、今後のアップデートで外部音取り込みモードもサポートされる予定だ。このモードは、周囲の交通状況などに気を配る必要があるランニングなどの運動時に重宝しそうだ。

アクティブノイズキャンセリング機能搭載のイヤホンでは、周囲の音を集めるためのマイクがある

 HUAWEI FreeBuds 3iでは、音声通話におけるノイズキャンセリングにも力が入れられている。マイクは全部で3つ搭載。耳の外側にある2つのマイクは「ビーム形成」技術を採用しており、周囲からのノイズ干渉を防ぎつつ、口から発せられる声を確実に拾い上げるという。また、インイヤーマイクは骨伝導で声を拾うことで、強い風が吹くような状況でも、通話相手にクリアな音声を届けることが可能だ。

 最近は、在宅勤務が浸透したことでビデオ会議や音声通話の機会が増えている。HUAWEI FreeBuds 3iを使えば、会議中などに家の中の騒音を拾うことなく、自分の声を相手にしっかりと届けられる。動画越しに見るとやや大げさな印象を与える大柄なヘッドセットとは異なり、装着時の見た目がスマートで、しかも高音質なので、社外の人とのビデオ会議の機会が多いビジネスマンには印象面でプラスになりそうだ。

 HUAWEI FreeBuds 3iは静電容量センサーを搭載。本体の操作をタッチでできる。タッチ操作は左右どちらの本体でもOKで、ロングタップ(長押し)でノイズキャンセリングのオン/オフ切り替え、ダブルタップで音楽の再生/停止と着信への応答/切断が可能だ。

ロングタップとダブルタップ、2とおりの操作に対応している

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