ゲームだけでなくテレワークの作業にも最適なマウス
Razer、充電ドック非同梱で価格を抑えたゲーミングマウス「Viper Ultimate」「Basilisk Ultimate」の新モデル
2020年06月05日 18時30分更新
Razerは6月5日、「Charging Dock(充電ドック)」を同梱しない代わりに販売価格を抑えたゲーミングマウス「Razer Viper Ultimate Without Charging Dock」(以下、Razer Viper Ultimate)、および「Razer Basilisk Ultimate Without Charging Dock」(以下、Razer Basilisk Ultimate)を発表した。両製品は同社国内正規流通代理店「MSY」を通じて、全国の家電量販店、パソコンショップ、オンラインショップなどで販売する。
Razer Viper Ultimateは、約74gという軽量設計で左右対称、高耐久性を特徴としたゲーミングマウス。PCゲームはもちろんのこと、テレワークの作業にも最適としている。
余計なマウスの動きを抑える「PTFE マウスソール」を採用し、PTFE100%の素材で作ったソールは耐久性が高いうえに摩擦係数が低いため、マウスの滑りがよい状態をキープする。接続方式はUSB端子、または2.4GHz帯ワイヤレス。有線ケーブルはしなやかで断線しづらい「Razer Speedflex ケーブル」を採用しているのも特徴だ。
本体にはプログラム可能なボタンを8個備えており、同社独自のソフト「Razer Synapse 3」から自由にマクロを割り当てられるほか、DPIを設定することも可能だ。マクロやDPIなどを設定したプロファイルは本体に保存できる。
また、約1680万色の光でデバイスを彩るライティングシステム「Razer Chroma」にも対応。スイッチは物理的な接点を持たない光学式の「Razer オプティカルマウススイッチ」を搭載し、耐クリック回数は7000万回となっている。
さらに、本機は新型トラッキングセンサー「Razer Focus+」オプティカルセンサーを採用。Razer Focus+は従来のセンサーを大きく上回る2万DPIの解像度、650IPS(秒速16.51m)の対スピード性能を備えるほか、手動キャリブレーションの手間を省く「スマートトラッキング」といった新しい機能も採用している。
本体サイズはおよそ幅66×奥行127×高さ38mmで、重さは約74g。ケーブル長は約1.8m。カラバリはブラックのみ。価格は1万4980円。
Razer Basilisk Ultimateは、回転の抵抗を調整できるスクロールホイールや、マウス感度を一時的に変更するクラッチボタンなどを搭載したゲーミングマウス。11のプログラム可能なボタンを搭載し、Razer Synapse 3で自由にコマンドを割り当てられる。設定したプロファイルは本体に5つまで保存可能で、底面のスイッチを押すだけで使用用途に適した設定に切り替えができる。
Razer Basilisk Ultimateの特徴であるエルゴノミクスデザインも、フルモデルチェンジに伴ってブラッシュアップ。既存モデルよりも右ボタンが長く、中指を置きやすい凹型の弧を描くようになり、これまで以上に快適なフィット感が得られるという。
さらに、本体底面のダイヤルを回すことでスクロールホイールの抵抗を調整する機構も引き続き採用。親指側に配置されたクラッチボタンを押せば、一時的にマウス感度の変更も可能だ。
主要ワイヤレスゲーミングマウスより25%もの高速化を実現した「Razer HyperSpeed」を搭載する。トラッキングセンサーには、2万DPIの解像度と99.6%の解像精度を備えるRazer Focus+も投入。そのほか、トラッキングセンサーが反応する高さを"持ち上げるとき""下げるとき"それぞれで設定して操作精度を高める「非対称リフトオフ」など、さまざまな新機能を搭載している。
本体サイズはおよそ幅60×奥行130×高さ43mmで、重さは約107g。ケーブル長は約1.8m。カラバリはブラックのみ。Razer Viper Ultimateと同じく、本機もSpeedflexケーブルを付属している。価格は1万4980円。