ファーウェイ製ハイエンドで一番に注目したいのがやはりカメラ!
ファーウェイ「HUAWEI P40 Pro 5G」に搭載のLeicaウルトラビジョンクアッドカメラの性能を詳しくレビュー
2020年06月10日 11時00分更新
カメラスマホの代表格であるファーウェイ製ハイエンド機
今回の「Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」はここがスゴい!
ファーウェイの最新ハイエンドスマホと言えば、AI処理をはじめとする最新テクノロジーのいち早い搭載もさることながら、やはりカメラに注目が集まる。そのカメラは、老舗メーカーのライカとの共同開発による画質、そして機能の両方でモバイル業界を牽引している。
今回の「HUAWEI P40 Pro 5G」では、新たにスマホ最大級となる1/1.28型で約5000万画素の超大型高感度RYYBセンサーを搭載。夜景シーンを含め、より明るく繊細な撮影が可能になった。
さらに、「Leicaウルトラビジョンクアッドカメラ」として高画質な超広角カメラや光学5倍カメラ、3D深度センシングカメラを搭載。AI処理でベストショットを撮影できる「ゴールデンスナップ」も組み合わせることで、従来モデルを超える幅広いシーンで高品質な撮影を楽しめる。
このHUAWEI P40 Pro 5Gにおける最先端のカメラの魅力を今回は深く見ていく。
スマホ史上最大級の大型センサーを搭載
超広角も望遠もすべてがスゴい!
メインカメラとなる「ウルトラビジョンワイド広角カメラ」には、前述のとおりにスマホとしては最大級の1/1.28型センサーが用いられている。これに加えて、一般的なセンサーよりもより明るく撮影できるRYYBフィルターの採用により、夜景シーンはもちろん、ほぼ光のない暗闇や星空も撮影できる性能を実現している。画角は35mmフィルム換算で27mm相当だ。
たとえば、キャンドルの小さい明り一つしかなく、肉眼ではほぼ暗闇の部屋でも、HUAWEI P40 Pro 5Gなら肉眼を超える明るさと色鮮やかさで撮影できる。手持ちで数秒間撮影する夜景モードを使えば、さらにローノイズで撮影できるうえに、キャンドルの炎と色鉛筆の暗い部分といった広い明暗差にも一枚の写真で同時に描写できる。
続いて「超広角シネマカメラ」は約4000万画素と、センサーに高画素かつ感度も良好なものを採用。旅先などで便利な超広角カメラはメインのカメラと比べると解像感の低い場合が多いのだが、本機では画質にこだわった撮影も可能となっている。画角は35mmフィルム換算で18mm相当だ。
光学5倍の望遠カメラは、約1200万画素RYYBフィルターのセンサーを搭載。どうしても大型になってしまう望遠レンズを、光を屈折して取り込むペリスコープ構造により、薄型の筐体に収めている。35mmフィルム換算の135mm相当のレンズといえば、通常のデジカメであればかなり大型なものになるのだが、スマホで気軽に撮れるのだ。
さらに、望遠レンズはどうしても暗い場所の撮影に弱くなりがちだが、レンズの設計やRYYBフィルターの採用により改善。遠くのものもハッキリと明るく撮影できるようになった。
実際に撮影しても、スマホに搭載される光学5倍の望遠カメラとしてはかなり高繊細だ。元の画質が向上したことで、10倍ハイブリッドズームも画質の劣化をこれまで以上に抑えて撮影できる。デジタル最大50倍ズームも、従来機種と比べて撮りやすいと感じられた。
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