新型コロナウイルスの感染拡大防止の取り組みにより多くの飲食店が休業、営業自粛などを余儀なくされ、苦しい経営環境下におかれている。
Gigiは飲食店の支援を目的とした「さきめし」プロジェクトを3月9日からスタート。スマホを通して人に食事の機会をプレゼントする「ごちめし」アプリの機能を使った取り組みだ。自分あてに食事代を先払いすることで、落ち着いた時に食べに行く、ということができる。
このさきめしにサントリーホールディングスが賛同。1億円の資金拠出、およびWEBサイト開発やマーケティング活動の支援をする。
さきめしの新サイトが5月25日に公開されるとともに、支援者の「先払いチケット」購入時に発生する10％の手数料が、サントリーの負担により期間限定で無償化される。無償期間はサントリーが拠出する寄付金と先払いチケットの手数料負担額の合計が1億円に達するまで。
手数料の10％が5月25日から期間限定で無償に
また、サントリーの拠出金の一部はさきめし(および、ごちめし)に登録している飲食店へ寄付される。サントリーの拠出金に加え、5月25日から5月31日まで支援者による任意の寄付を受け付け、これらの合計額を登録飲食店で一律に分配、6月上旬に現金で寄付する予定だそうだ。
さきめしの新サイトでは、先払いチケットの購入はもちろん、サービス利用時にSNSでシェアしやすい仕組みを取り入れる、飲食店への応援メッセージ機能を導入するなど、気持ちのも面でも支援を広げるサイトを目指すとしている。
なお、さきめしでは登録飲食店の拡大を目指しており、サイトから飲食店の登録申請を受け付けている。登録の際には「飲食店営業許可証」などが必要。公式サイトの登録フォームで申請手続きを進められるので、飲食店の経営者は確認してはどうだろうか。
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