PFUは21日、東プレ製キーボード「REALFORCE for Mac」のPFU向け限定仕様「PFU Limited Edition」4モデルを、同社ECサイトであるPFUダイレクトで独占販売すると発表した。価格は税抜2万8500円。
全モデル、フル45gのキー荷重で静音
JIS配列とUS配列、白と黒から選択が可能
静電容量無接点方式のスイッチによる、軽快な打ち心地が最大の魅力である東プレの高級キーボード「REALFORCE」シリーズ。2017年に16年ぶりの第2世代モデルが登場したほか、2018年にはやはり静電容量無接点方式を採用する「Happy Hacking Keyboard(HHKB)」シリーズのPFUと協業を発表。「PFU Limited Edition」が登場した。その後も東プレは2019年にはMac対応モデル「REALFORCE for Mac」が発売していた。今回はその「REALFORCE for Mac」の「PFU Limited Edition」となるわけだ。
今回の4モデルはいずれもテンキーレスで、日本語配列(JIS)/英語配列(US)+白(スーパーホワイト)/黒(ブラック)の組み合わせ。東プレ版と異なる要素としては、キー荷重が変荷重か30gかの選択だったのに対し、PFU版はHHKBと同じく45gで統一されている点、右上部のF13~F15キーの部分にカーボン調デザインの専用プレートが用いられている点がある。
また、PFU Limited Edition全モデルは、HHKB Professional HYBRID Type-Sと同等の静音仕様、キースイッチがオンになる位置を3段階から調節可能なAPC機能が標準で搭載されている。
このほか、REALFORCE for MacのPC版とは異なる部分としては、主に最下段のキー配列がMac向けに最適化され、ファンクションキーとマルチメディア機能の操作をワンタッチで切り替えられるキーが用意されている点、キートップのフォントがMacに合わせたシンプルなものになっている点、各種キーの入れ替えやLEDの色設定が可能なMac専用ソフトが用意されている点などがある。
なお、発売記念キャンペーンとして、PFUダイレクトでの先着300名の購入者(6月21日まで)に「RFウッドパームレスト(クリアー色)」がプレゼントされる。
変荷重より45g、またPC版をMac上の各種ユーティリティーなどと組み合わせて利用していた人にとっては、待望の製品ではないだろうか。