KDDIは14日、同社連結子会社であるUQコミュニケーションズの事業のうち、MVNOによるモバイルサービスであるUQ mobile事業を会社分割した上で、10月1日に承継することを取締役会で決議したと発表した。
UQ mobileは、au網を用いた格安モバイルサービスとして2014年12月に開始。KDDIのMVNOとして事業を展開してきたが、ワイモバイル(2015年4月に当時のソフトバンクモバイルと合併、現ソフトバンク)が提供するY!mobileと同じく、実質的には主要キャリアの“サブブランド”として、メディアなどでは扱われることが多かった。
なお、10月以降も「au」「UQ mobile」の2ブランドはKDDIの通信サービスとして引き続き提供される。また、UQコミュニケーション側もWiMAX 2+を中心とした事業は継続される。