このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

「新しい生活様式」にもフィットするApple Watchの機能

いまこそApple Watch!自宅でエクササイズなどを楽しむ活用術

2020年05月15日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

簡単なヨガや「新しい生活様式」にもフィットする自宅で実践できるApple Watchの活用術を紹介する

 私たちはいま新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐために、なるべく外出を減らして自宅で過ごすことを求められている。家にこもる時間が長くなると体を動かす機会が減り、体調を崩しがちだ。アップルのスマートウォッチであるApple Watchを使いこなして体を動かしたり、ストレス解消・集中力向上を図る方法をまとめてみた。

発売5周年を迎えたApple Watchの現在地

 Apple Watchは今年の4月24日に、初代モデルの発売から5周年を迎えた。現在最新世代のデバイスは「Apple Watch Series 5」であり、オンラインのApple Storeなどで4万2800円(税別)から購入できる。オペレーティングシステムの最新バージョンは、本稿執筆中の2020年5月中旬時点でwatchOS 6.2.1だ。

さまざまな利便性を提供する最新モデルのApple Watch Series 5とwatchOS 6

 Apple WatchとwatchOSは、進化を重ねながらますます便利になっている。最新モデルであるApple Watch Series 5はケースの素材を4種類、仕上げは全9パターンから選べる。内蔵する通信機能の違いによって、GPSモデルとGPS+Cellularモデルの2種類に大別できる。

Apple Watch Series 5(44mm)は左側のSeries 2(42mm)よりもケースと画面のサイズを大型化。表示が見やすくなっている

 超低消費電力のディスプレードライバー、高効率なエネルギーマネージメントを可能にするICと新しい環境光センサーが密接に連携するSoCの「Apple S5」チップにより、常時表示Retinaディスプレーを搭載しながら1日中使える18時間の連続バッテリー駆動を実現した点などがハードウェアの特徴だ。Apple Watch Series 4からディスプレーが大きくなって、表示もさらに見やすくなっている。

watchOS 6からApple Watchをネットワークに接続した状態でApp Storeアプリを立ち上げて、Apple Watchでダイレクトにアプリの検索・インストールができるようになった

 watchOS 6には、App Storeに直接アクセスできる機能が加わった。Apple Watchがネットワークにつながっていればアプリケーション内課金もできるので、今回のテーマであるワークアウトなど健康管理のために使えるアプリ内でコンテンツを追加購入したり、サブスクリプションを申し込める。

アプリ内で課金コンテンツの購入、サブスクリプションの申し込みもできる

 もしかすると、まだ機能を使ったことがない方もいるかもしれないが、Apple WatchはAirPods ProなどのBluetoothワイヤレスイヤホンをペアリングして、音楽が聴けるスマートウォッチだ。セルラーモデルのApple Watchならミュージックアプリを立ち上げて、その時に聴きたい曲を検索してすぐに再生できるので便利だ。

AirPods ProなどワイヤレスイヤホンをApple Watchに接続して、ウォッチに保存した音楽をオフラインで聴くこともできる。AirPods Proのノイズキャンセリング機能の切り替えはApple Watchからでもできる

 GPSモデルの場合、またはセルラー通信を利用しない場合でも、ペアリングしているiPhoneからApple Watchに楽曲データを転送してオフライン再生ができる。一度この軽快さに慣れてしまうと、もうウォーキングやトレーニングの時に使う音楽プレーヤーはApple Watchの一択になってしまう。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中