モバイル社会研究所は5月13日、「2020年一般向けモバイル動向調査」の調査結果を発表した。全国15〜79歳の男女を対象として1月に実施したもので、調査方法はインターネット。有効回答数は6925。
1ヵ月以内にスマホを使用する時にWi-Fiを利用する場所を聞いたところ、自宅が90.1%という結果で、自宅でのWi-Fi利用が浸透していることが判明した。次いで、宿泊施設が45.5%、職場・学校が38.2%、公共施設が28.6%と続いた。また本調査では、実際にWi-Fiを利用する場所を複数回答しており、男性は平均3.9ヵ所、女性は平均3.6ヵ所でWi-Fiを利用しているという結果だった。
スマホ使用時のWi-Fi利用場所を性年代別で見ると、どの性年代においても自宅での利用がほかの場所よりも圧倒的に高く、若年層ほど自宅以外でのWi-Fi利用が高いことが分かった。
コンビニでは、10代男性が38.9%、10代女性が31.2%とWi-Fi利用の高さが目立つ。また、ファーストフード店やカフェ、飲食店でも10代・20代は男女ともにWi-Fi利用がほかの世代よりも高いことが判明した。
宿泊施設では男女とも、どの世代でも3割から5割がWi-Fiを利用しており、高齢者の利用も高い。また、職場・学校では男性はどの世代でも3割から4割、女性でも2割から4割がWi-Fiを利用しているという結果だった。