ソニーは5月12日、サウンドバーの新製品「HT-G700」を発表した。ドルビーアトモス/DTS:X対応で、左右にセンターとサブウーファーを組み合わせた3.1ch構成。大画面化が進むテレビに合わせて、サラウンド音場を拡大したという。
発売は6月13日で、価格はオープンプライス。店頭での販売価格は6万円台前半になる見込み。
別筐体のサブウーファーが付属する「HT-X9000F」の後継という位置づけ。アルゴリズムの変更により、「Vertical Surround Engine」のスイートスポットを拡大。また「S-Force Pro」も高さ方向の広がりを拡大した。サラウンド音源だけでなく、テレビのステレオサウンドの臨場感も増す。音場の拡大とともに、センタースピーカーを用意して、セリフの聴き取りやすさも重視している。サブ―ファーも大容量化し、より深い低域が得られるようにした。
本体前面には有機ELディスプレーを搭載。音量や入力ソース、サウンドモードなどを表示する。HDMIケーブル1本でテレビと接続するeARCに対応しており、AVアンプがない環境でも、テレビを介してBlu-ray Discプレーヤーやセットトップボックスの音声を再生できる。4K HDR/Dolby Vision信号のパススルーに対応。スマホなどとのBluetooth接続にも対応する。
出力は400W。本体サイズは幅980×奥行き108×高さ64mmで、サブウーファーのサイズは幅192×奥行き406×高さ387mm。