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VIVE CosmosをElite化できるフェースプレートも発売

最新VR HMD「VIVE Cosmos Elite」が本体単品で販売、フルセットから4万円安く

2020年05月01日 10時00分更新

文● ASCII

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 アユートは5月15日午前10時から、HTC製のVR機器「VIVE Cosmos Elite HMD」および「VIVE Cosmos 外部トラッキング・フェースプレート(以下、外部トラッキング・フェースプレート)」を発売する。

 市場想定売価は、「VIVE Cosmos Elite HMD」が7万3810円、「外部トラッキング・フェースプレート」が2万6400円。発売に先立ち、5月1日午前10時から予約販売も開始する。

 HTCのVIVE Cosmos Eliteは、2880×1700ドット(両眼)とVIVEシリーズでも最も高いディスプレー解像度を誇るVRヘッドマウントディスプレー(VR HMD)。外部デバイスである“ベースステーション”によるトラッキングシステム「Lighthouse」を採用しており、VR空間にトラッキングできる対象物を追加できる「VIVEトラッカー」などにも対応している。

 従来のVIVE Cosmos Eliteのパッケージでは、VRヘッドマウントディスプレーのほか、動作に必要なベースステーションやコントローラーなどがセットになっていたが、今回発売する「VIVE Cosmos Elite HMD」は、先に発売されたVIVE Cosmos EliteのVR HMDのみを単体製品として発売するもの。

 ベースステーションやコントローラーは、従来製品の「VIVE」や「VIVE Pro」のものとも互換性があるため、すでにこれらの製品を所持していて周辺機器が必要ない人は、安価に最新のVR HMDのみを導入できる。フルセットのVIVE Cosmos Eliteが実売価格12万円前後なのに対し、4万円以上安くなる計算だ。

 また、「外部トラッキング・フェースプレート」は、VIVE Cosmos Eliteに付属するフェースプレートのみを単体製品として発売するもの。同社の従来製品である「VIVE Cosmos」の前面プレートを本製品に付け替えることで、VIVE Cosmos Eliteと同様の機能を利用できるようになる。

 従来のVIVE Cosmosは、ベースステーションを使用せずに、手軽にVRコンテンツを楽しめるトラッキングシステムを採用していたが、VIVE Cosmos Eliteのトラッキングシステムでは、より高精細・広範囲のトラッキングが可能。

 すでにVIVE Cosmosを所持している人は、「外部トラッキング・フェースプレート」を購入することで、外出先などで手軽に楽しみたいときはCosmosのフェースプレートを、家でじっくり遊びたいときはCosmos Eliteのフェースプレートを取り付けるなど、状況に合わせてVRコンテンツの楽しみ方を変えられるようになる。

 VIVEシリーズの従来製品をすでに持っていて、最新のVIVE Cosmos Eliteの導入を検討している人は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

VIVE Cosmos Eliteの主な仕様
スクリーン デュアル3.4インチ(対角線)
解像度 片目あたり1440×1700ドット(合計2880×1700ドット)
リフレッシュレート 90Hz
視野角 最大110度
オーディオ ステレオヘッドフォン
入力 内蔵マイク、ヘッドセットボタン
接続 USB 3.0(またはそれ以降)、DP 1.2、フェースプレート専用接続
センサー Gセンサー、ジャイロスコープ、瞳孔間調整(IPD)
接眼部 フリップアップバイザー、瞳孔間調整(IPD)、調整可能なヘッドストラップ

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