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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第318回

デビューに必要な心構えもチェックしよう

シチュエーション別! オンライン飲み会の必携ツール4選

2020年04月25日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

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オススメのオンライン飲みツール
その1、「Zoom」

 トップバッターは「Zoom」(https://zoom.us/jp-jp/meetings.html)。オンライン飲み会の代名詞にもなったビデオ会議ツールだ。無料ユーザーでも会議を主催でき、参加者はなんとアカウントを作る必要もなく、送られてくるURLをクリックするだけでいいという手軽さで人気を集めた。

 人気を集めすぎたためか、セキュリティー面で問題が発覚。イケイケの企業だったためニュースで大きく取り上げられたのは記憶に新しい。Zoomのリンクを送ったところ、この手の話題に疎い人から「なんか危険って聞いたけど大丈夫なの?」と言われたのには驚いた。Zoomは即座にリカバリーに集中し、問題は解消されているので安心していい。そもそも飲み会なのだから、それほどセキュリティーを気にする必要もないだろう。

 音質は上々、映像も安定している。バーチャル背景を設定すれば、片付いていない部屋の中を見せてしまう心配もない。

 無料で最大100人までの会議を開催できるが、時間は最大40分まで。自動的に切断されるが、また会議を作成して、ログインしなおすことはできる。この手間が面倒なら主催者だけでも有償契約が必要。最初は、筆者も40分に1度の再ログインなど問題ではないと考えていたが、参加者の手間を減らすために契約した。月に2000円なので、飲み代の一部と考えれば安いものだ。

通常はアプリを利用するが、設定を変更すればウェブブラウザーから会議に参加することもできる

Zoomは参加しやすく、映像・音声ともに安定している

オススメのオンライン飲みツール
その2、「たくのむ」

 オンライン飲み会用サービスの「たくのむ」(https://tacnom.com/)は3月28日にリリースされたばかり。ノルウェーのビデオ会議サービス「Whereby」の開発協力を得ている。

 本来は、無料アカウントで利用できるのは6人までなのだが、現在は12人まで利用できるようになっている。しかも、時間制限がないというのがありがたい。

 ホームページから「飲み会ルームを作成する」をクリックしたら、まずは飲み会時間を設定する。エンドレスも可能だが、切りよく終わらせるために設定しておくのも手だ。招待用URLなどをコピーして、参加者に送信し、入ってもらう。URLを開くと、英語の画面で名前の入力やカメラへのアクセスなどを設定する。英語なのは、「Whereby」がベースになっているので、仕方がない。

 音質は良好だが、画質はやや低く感じる。とはいえ、問題なく利用でき、無料&無制限で使えるツールとしてはベストかもしれない。

招待URLを開いたら名前を入力し、「Continue」をクリックする

やや画質が気になったが快適に飲み会できた

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