麺にもスープにも“お米”を使ったラーメン!? オコメノカミサマ(大阪府・大阪市都島区)【大阪の麺スタグラマーによる『ラーメンの時間ですよ』】第4回
2020年04月23日 07時00分更新
はいはーい、ラーメンの時間ですよ♪
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、緊急事態宣言が発令されている状況にあり、皆さん不安な日々を送っていることかと思います。
それはラーメン屋さんも同じ。先の見えない不安の中で、どうやって今を乗り切っていこうか悩みながらいろいろ頭を悩ませている今日この頃。
そんな中ではありますが、今回ご紹介するのは「オコメノカミサマ」さん。
ん? お米の神様? ラーメンじゃないの? いやいや、もちろんラーメンですよ。
詳しくは後ほど。
大阪市都島区にあるお店は、地下鉄谷町線「都島」駅の改札を上がってすぐのところにあります。白い大きなテント&看板には、器に入ったおにぎりのイラストとともに「OMUSUBI&RAMEN」の文字が。
いろいろと気になりますね。では早速店内へ。
白を基調とした吹き抜けの店内はまるでカフェのようで、ラーメン屋さんとは思えない洒落た空間。
また、奥に進むとこれまた違った雰囲気のスペースが。
壁にはプロジェクションマッピングが施されており、まさしくインスタ映えスポットと呼ぶに相応しい。
そんな映え空間にこんなおっさんが来てもいいものか(笑)。
でも落ち着いた雰囲気で居心地も良い空間なので、男性客も案外気兼ねなく溶け込めます。
こんな素敵なお店を経営しているのは、大端絵里香さん。めっちゃ美人な女性店主さん。
実は以前、吉本新喜劇にも所属していた女優さんなのでご存知の方もいるかもしれません。
ここで大端店主の経歴を少し……。
吉本新喜劇を退団した後、元々好きだったラーメンを次の舞台に選び職人の道へ。当時から全国的に有名だった「麺や 而今」さんで修業した後、「麺匠 さくら咲く」を独立開業。
病気のため店を閉めることになったものの、完治した後、2018年に「オコメノカミサマ」を開業。
現在はこの「オコメノカミサマ」の他にも、千日前に「蟹肉亭」というラーメン&蟹鍋料理のお店も経営している敏腕経営者なんです!
ラーメン屋さんは女性一人では入りにくいイメージがありますが、「オコメノカミサマ」では女性一人でも入りやすい、そんなお店を目指したとのこと。
話を戻してメインのラーメンに。
入り口で食券を購入。PayPayでのキャッシュレス決済にも対応なのはありがたい。
こちらの看板メニューは「神様からの贈り物ラーメン」。もう、名前からして素敵すぎるネーミング。
鶏豚魚介のトリプルスープに、ブレンダーで撹拌したお米を加えることで、濃厚ながらもまろやかな口当たりに。
「オコメノカミサマ」と言うだけあり、麺にも米粉を使用する徹底ぶり。しかもこのもちもち麺が美味しいんです!
おむすび型のつくねにはナンコツが入っており、コリコリとした食感がクセになります。
「神様からの贈り物ラーメン」の他に「米白湯ラーメン」もあり、こちらは神様からの贈り物より米スープの配合を抑えたもの。
よりあっさりとした口当たり。
「あさりの醤油ラーメン」は、あっさりとしたラーメンを求めるお客様の希望を叶えるため、追加ラインナップされたメニューだそう。あさりをはじめ、魚介の旨みが染み出たスープは清湯好きとしてはたまらない!
これメインでもおかしくない、そんな一杯。
その他にも、まぜそばや期限限定メニュー、ポイントカード会員限定メニューなどレパートリーも豊富。
もちろん、お米にこだわっているお店なので、「羽釜で炊いた銀シャリ」なるメニューも!
羽釜のままで提供される銀シャリ。そのまま食べても美味しいんですが、天日塩や肉味噌、有明海苔まで付いてくるので、おむすびにして食べることができます。もちろん残ったスープにダイブさせても良し、と楽しみ方は自由。
カフェのようなお店だけあり、なんとタピオカドリンクまで提供しており好評だとか。
食後の口直しにピッタリ!
現在はUber Eatsに加え、テイクアウトメニューの拡充を行なうなどの新しい試みも前向きに取り組んでいるお店。
お米の神様が宿るラーメン店、「オコメノカミサマ」。
皆さんぜひチェックしてみてくださいね。
<店舗データ>
【店名】オコメノカミサマ
【住所】大阪市都島区都島本通3-22-6
【営業時間】
平日11時〜15時、17時30分〜22時
土日祝 11時〜22時
【定休日】なし
【最寄り駅】
地下鉄谷町線「都島」駅から徒歩約1分
・Twitter:@okomechan1026
・Instagram:@okomenokamisama/
・公式サイト:https://www.okomenokamisama.co.jp/
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策により、営業日・営業時間・営業形態などが変更になる場合があります。詳しくはお店の公式サイトをご確認ください。
<ライタープロフィール>
だいち Daichi
大阪府在住。年間300食以上を食べ歩くラーメンインスタグラマー。普段はバイク移動をしており、美味しいラーメンを求めて気の向くままにラーメン店巡り。仕事柄出張が多いことから、Instagramには全国のラーメンをポストしている。
本人Instagram @ramentimes
Twitter @elground7s