このページの本文へ

ブラック一色のシンプルな外観、ビジネス向けにもオススメ

テレワークにも学生の1台目にも! 第10世代Core i7で汎用性高い10万円台の15.6型ノートPC「STYLE-15FH050-i7-UCSX」

2020年04月18日 14時00分更新

文● 松野将太 編集●八尋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「STYLE-15FH050-i7-UCSX」。直販価格は10万9980円

 パソコンの選び方は様々だが、15.6型ディスプレーを搭載するノートパソコンは、自宅に据え置きで使えるノートがほしい、といったユーザーにおすすめできる。比較的大画面で作業できるほか、頻繁でなければ持ち運びに対応できる柔軟さも持ち合わせているため、あらゆる用途に対応しやすいことが大きなメリットだ。大学に入学して今後自宅でレポートを書くためにマシンを購入したい、といった新生活向けのパソコンや、テレワーク向けのマシンとしても適しているだろう。

 ユニットコムの「STYLE-15FH050-i7-UCSX」は、CPUに第10世代Core i7プロセッサーを搭載しており、まさにそういった需要にマッチするノートパソコンといっていいだろう。価格も10万1178円からと、お手頃なのも特徴だ。今回は、STYLE-15FH050-i7-UCSXの外観と使い勝手をチェックしていこう。

ブラック一色のシンプルな外観、ビジネス向けにもオススメ

筐体はカラー・デザインともに極めてシンプル。天板にはメーカーロゴがあるだけ

 STYLE-15FH050-i7-UCSXのデザインは、ブラック1色のシンプルな外観が特徴的だ。本体サイズも比較的薄型でシャープな印象を受けるほか、無駄な装飾がほとんどないため、普段使いだけでなくビジネスにも利用できる汎用性がある。後述するが、インターフェース類が比較的充実しているのも、本製品がビジネス用途に向いている理由の1つだ。

左側面。映像出力端子はHDMI端子に加え、D-Sub 15ピン端子を備えるなど、ビジネス用途にも適正がある

 ちなみに本製品は、天板のロゴをなくし、さらにシンプルにしたカスタマイズモデルも用意されている。単にロゴなしのほうが見た目が気に入っている、というユーザーはもちろん、ビジネス上の理由などでメーカーロゴが見えることに抵抗がある人は、こちらを検討してみるのもいいだろう。

本体前面。15.6型なのでやや大きいが、重量は約2kgと持ち運びできないサイズではない

 本体サイズは、およそ幅361×奥行256×高さ32mm。重量は約2.06kgで、近年の15.6インチクラスのノートパソコンとしては平均的だ。それほど重くはないため、カバンなどのサイズが許すのであれば、持ち運びも可能ではある。

 とはいえ、持ち運びをメインに考えるのであれば13型クラスのノートがサイズ的に有利なため、基本的には持ち運ばず自宅のリビングなどに置いて据え置きマシンとして使ったり、家族の共用パソコンにするようなユーザーが圧倒的に多いだろう。自宅で使う1台として考えるのであれば、本製品のCPU性能の高さは魅力的だ。

本体背面には特にインターフェースなし

 キーボードはテンキーつきの日本語配列で、キーはアイソレーションタイプとなっている。ただしスペースの都合上、方向キーがテンキーや右シフトキーに干渉する配置となっている。ノートパソコンではこの程度の変更はよくある話だが、そのあたりのキーをよく使うというユーザーは、多少慣れるのに時間が必要かもしれない。

キーボードはテンキーつきの日本語配列で、エンターキーもしっかり大きいのでタイピングはしやすい

 比較的大型のノートパソコンだけあって、打鍵感はストロークの深さと反発があり、軽快にタイピングできる。タッチパッドは左右クリックが分割されたタイプで、マウスがないときに使う分には問題ない操作性だ。とはいえ、自宅に据え置きで使うのであれば、快適さが段違いになるので、別売のマウスを用意しておきたいところ。

右側面にはUSB 2.0端子2基と光学ドライブを用意

近年は省略されがちな光学ドライブをしっかり採用しているのがうれしい

 インターフェース類はオーソドックスな構成だが、右側面にはUSB 3.1 Type-C端子を備えている。最近は搭載機器も増えているため、スマートフォンの充電や外付けSSDの接続といった活用が考えられるだろう。USB自体は合計4ポートあり、たとえばUSBマウスを挿しても3ポート残るので、不足に悩まされるといったこともないはずだ。

 加えて、DVDスーパーマルチドライブを搭載していることにも言及しておこう。最近は音楽や映像コンテンツの配信が隆盛し、なにかと省略されがちな光学ドライブだが、CDをPCに取り込みたい、ディスクにデータを書き込んで長期保存したい、といった用途ではいまだに有用だ。本製品にはDVDおよびCDにデータを書き込むためのライティングソフトウェアが同梱されるため、上記のような使い方も可能となっている。

 外観や使い勝手についての紹介はここまで。次回は製品のスペックに注目してSTYLE-15FH050-i7-UCSXの実力を見ていこう。

試用機の主なスペック
機種名 STYLE-15FH050-i7-UCSX
CPU Core i7-10510U(1.8~4.9GHz、4コア/8スレッド)
グラフィックス インテル UHD グラフィックス(CPU内蔵)
メモリー DDR4-2666 8GB
ストレージ 500GB M.2 NVMe SSD
ディスプレー 15.6型 フルHD(1920×1080ドット)、ノングレア
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11 ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 2.0×2、USB 3.0、USB 3.1(Type-C)、HDMI出力×1、D-Sub 15ピン出力、ヘッドホンフォン、マイク入力、セキュリティースロット
内蔵カメラ 100万画素Webカメラ
本体サイズ/重量 およそ幅361×奥行256×高さ32mm/約2.06kg
OS Windows 10 Home(64bit)

■関連サイト

カテゴリートップへ