グラウンドの照明に使っても近所の迷惑になりにくい配光を実現
パナソニック、周辺に光が漏れにくい「アウルビームLED投光器<光害対策>」発売
2020年04月13日 19時00分更新
パナソニックは4月13日、光害対策を施したグラウンド向けの投光器「アウルビームLED投光器<光害対策>」を発表。3月より発売している。
グラウンド面への必要な光を維持しながら、周辺への光漏れを極力抑えることを目指した光害対策投光器で、学校のグラウンドなど周辺民家や農地への光漏れを低減し、環境への配慮が必要な場所に適している。
HID投光器およびLED一般投光器と比較して、必要照度を確保しながらも周辺への光漏れを大幅に抑制。光軸から上方15度方向への光の強さを2500cd以下に設定(一部品番は2500cdを超える)。
新開発の独自Wレンズ方式を採用し、LEDチップから出る光を第1レンズで最大限に取り込み、その後第2レンズで光を下方向に集中。一般投光器と比較して直接器具を見た際のグレア(まぶしさ)も低減し、より快適な照明環境の提供が可能としたという。
明るさはマルチハロゲン灯Sタイプ1500形相当とマルチハロゲン灯Sタイプ1000形相当の2種類、配光は各々中角と広角の合計4品番をラインアップ。また、従来HID投光器のような電源設置場所の確保が不要で省施工を実現する電源内蔵タイプなので器具背面の結線ボックスで簡単に施工できるとしている。価格はいずれもオープンプライス。