アクアが4月13日、カーペットやソファにからみついた犬や猫の抜け毛を掃除しやすいスティック掃除機「AQC-HF500」を発表しました。4月17日発売、市場想定価格2万9800円。
吸込口の回転部は、ゴミをかきだす毛状のブラシと、糸くずなどの細かいゴミをほどくゴム羽根の二重構造になった「ハイブリッド回転部」。吸込口の下にはペットのグルーミングブラシをモデルにした「ケトリゴム」がつき、繊維にからまった毛ごみをかきとる構造になっています。
日本独自のアタッチメントとしてソファやクルマのシートなどが掃除しやすい「ミニケトリノズル」を搭載。ハンディタイプにして、クッションなど、細かく掃除しづらい場所についたペットの抜け毛も掃除できます。
ヨーロッパで展開しているモデルが原形のため、色味とデザインは欧州的。蛍光色寄りのカラーが見た目にあざやかなだけでなく、ハンディユニットをはずしてパイプにかけると自立するため、押し入れや階段下などの狭いところにも収納できるという一工夫あるデザインです。
ダストカップは遠心分離サイクロン方式。ごみはワンタッチでパカッとダストカップを開けてごみ箱に捨てられます。バッテリーは着脱式で運転時間は最長約42分間。本体には運転状況がわかるインジケーターがついています。重量はスティッククリーナー2.3kg、ハンディユニット1.3kg。
同社の調べによれば、日本で現在飼育されている犬や猫の数は15歳未満の子どもの数を上回るそうです。住環境の要請もあって犬猫は室内で飼われていることがほとんどで、犬の71%、猫の81%が室内居住。そんな今、飼い主の悩みの代表格になるのが抜け毛です。外出自粛で犬や猫と過ごす時間が増えた今、掃除機をアップデートするのはアリかもしれません。