監視センターを通じて外部からの攻撃や不正アクセスからウェブサイトを保護
さくらのクラウド、クラウド型WAFサービス「しぇあわふ(β版)」提供開始
2020年04月10日 17時30分更新
さくらインターネットは4月9日、さくらのクラウドにおいてクラウド型WAFサービス「しぇあわふ(β版)」を提供開始した。
興安計装株式会社との提携によるもので、ホスト型のWAF(Web Application Firewall)とは異なり、興安計装が運営するWAFの監視センターを通じて外部からの攻撃や不正アクセスからウェブサイトを保護するサービス。
多くのWAFサービスは、高機能なサービス提供を重視し高単価となることが多いが、しぇあわふ(β版)はコストパフォーマンスを優先して設計されていることから、シンプルかつ基本的なセキュリティー機能のみを提供。Sophos Labsから最新の脅威情報を取得し、不正アクセスや攻撃がウェブサイトへ到達する前にウェブサーバーを保護する。追加標準機能としてアクセス元遮断、国別ブロックも提供している。
β版料金は無料で、提供期間は6月30日まで。7月1日からは正式版(有料)の提供を予定している。