家のすみずみまでネットを使いたいならコレを買うのがおすすめ!
高速なWi-Fi 6対応中継器で、遠くの部屋でも快適通信! 既存ルーターのWi-Fi 6にも活躍する「RE505X」を試す
2020年04月07日 11時00分更新
昨年正式に策定された、新しいワイヤレスLANの規格がWi-Fi 6(IEEE802.11ax)。Wi-Fi 5(IEEE802.11ac)と比べ高速化しているのはもちろん、複数端末で同時に接続した時の速度低下が抑えられているほか、端末側のバッテリー節約に役立つ機能も利用可能とあって、注目を集めている。
最近発売されているノートPCやスマートフォンではこのWi-Fi 6対応が増えてきており、新規の端末購入に合わせてルーターを新調した、もしくは、購入を考えているという人も少なくないだろう。
ここで、実際にWi-Fi 6対応ルーターを設置したときに困ることがある。それは、電波が届かないという根本的な問題がある場合だ。
これはとくに一軒家などの広い家、鉄筋の多いマンションなどでありがち。光回線用のファイバーを引き込んだところにWi-Fiルーターを設置したら、端の部屋や2階までは電波が届かなかったという失敗だ。これをどうにかするには、LANケーブルでWi-Fiルーターを移動するくらいしか手がないが、家の中にケーブルを這わせることに賛成してくれる家族は少ないだろう。
こんな時に役立ってくれるのが、Wi-Fi中継器。これは小型のWi-Fiルーターのような製品で、Wi-Fiルーターと端末間の通信を文字通り中継してくれる機器のこと。この中継器をWi-Fiルーターの電波の届く範囲に設置しておけば、中継器の電波が届く範囲まで通信可能エリアを広げることができるわけだ。設置場所をうまく選べば、LANケーブルを使うことなく家中どこからでもWi-Fiが使えるようになる。
TP-Linkから登場した最新モデル「RE505X」(実売7000円前後)は中継器の中でも初となる、Wi-Fi 6に対応したモデルだ。Wi-Fi 6のメリットを損なうことなく通信エリアを拡大できるだけに、最新のWi-Fiルーターと組み合わせるならこれを選ばない手はない。もちろん従来のWi-Fi 5にも対応しているので、古いWi-Fiルーターとの組み合わせでも問題なく利用できる。今から中継器の導入を考えているなら、将来に備えてWi-Fi 6に対応したRE505Xを選んでおくほうが賢いだろう。