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スマホとイヤホンの素早い切り替えに対応

米クアルコム、新たな接続技術「TrueWireless Mirroring」を発表

2020年03月26日 18時15分更新

文● ASCII

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 米クアルコムは3月25日、Qualcomm TrueWireless MirroringをサポートするBluetoothオーディオSoCを発表した。プレミアムティア「QCC514x」と、エントリー/ミッドティア「QCC304x」を用意する。

 QCC514xとQCC304xは、より改善した接続性、電池寿命、快適性を提供するという。Hybrid Qualcomm Active Noise Cancellation(Hybrid ANC)専用のハードウェアを統合し、Voice Assistantをサポートすることで、優れたサウンドと音質を提供するとのこと。65mAhのバッテリーを採用しており、最大13時間の再生を実現する。

 Qualcomm TrueWireless Mirroringは、1つのイヤホンをスマホとBluetoothで接続。もう1つのイヤホンはスマホとBluetoothで接続しているイヤホンをミラーリングし、イヤホンの素早い切り替えに対応する。たとえば、ユーザーがスマホに接続されたイヤホンを耳からはずしたときには、ミラーリングしているイヤホンがスマートフォンへの接続に切り替わる。ユーザーは操作せずに音楽ストリーミングや音声通話が途切れずに提供される。

 Hybrid ANC専用ハードウェアの統合により、低遅延で周囲の環境を検知。飛行機の中だけではなく、スポーツや事務所などでANCを利用可能になる。

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