米マカフィーは2月24日、パートナープログラムを大幅に強化したと発表。「McAfee Security Innovation Alliance(SIA)」と「McAfee CASB Connectプログラム」に新しい8つのパートナーシップと7つの認証を加えることで、企業はクラウド上の人、デバイス、データの安全を担保する競争優位性を得られるとしている。
McAfee SIAは、オープンで相互運用可能なセキュリティー製品の開発を加速し、複雑な顧客環境での統合を簡素化するという。相互接続した統合型セキュリティーエコシステムを整備し、既存顧客のセキュリティーに関する投資対効果を最大化するとのこと。
McAfee CASB Connectプログラムは、あらゆるクラウドサービスプロバイダーまたは、パートナーがMcAfee MVISION CloudによるSaaSアプリケーション上でのセキュリティー対策を迅速に実装できる、業界初とうたうセルフサービスフレームワーク。McAfee MVISION Cloudの保護下にあるクラウドサービスのデータへの保護機能を強化する。
マカフィーの戦略・アライアンス部門のエンタープライズ製品グローバルヘッドを務めるジェイブド・ハサン氏は「すべてのクラウドサービスプロバイダーがMVISION Cloudとの統合に必要なAPIを持っているわけではありません。そのような場合でも、CASB Connectフレームワークをそのまま使用して、最もクリティカルなユースケースをサポートするマカフィーのCASBプラットフォームにSaaSアプリケーションを迅速に実装可能です。この新機能のユニークな利点により、ユーザーは企業ネットワーク内外の管理または非管理のデバイスに機密データがダウンロードされることを防ぐセキュリティポリシーを徹底できます」と語っている。