VIVE ProのセットアップやVRゲーム体験のインプレッションなどを紹介
VRゲーム版「ウォーキングデッド」で没入感高めでリアルなゾンビホラーを体験 観る・聴く・歩くのが怖すぎる!
2020年04月01日 21時30分更新
VR版「ウォーキングデッド」でゾンビとキャッキャウフフ!
冒頭でも軽く述べたが、今回の検証ではThe Walking Dead:Saints&Sinnersを軽くプレイしてみた。本作は海外ドラマ「ウォーキングデッド」(グラフィックノベル原作)をモチーフにしたゾンビアクションゲームで、VRであの世界を疑似体験できるのが一番の醍醐味。VR空間で「ウォーカー(ゾンビ)」たちとキャッキャウフフできるなんて至福としかいいようがない。嗚呼、幸せ……!
まず、高精細な映像で彩られたウォーキングデッドの世界に圧倒された。荒廃した都市、徘徊するウォーカー、そして善悪。本作ならではの醍醐味がVR空間に凝縮されていて、ウォーキングデッドファンの心を鷲掴みにすることだろう。
本作では、銃や斧、ナイフなどの近接武器を駆使してウォーカーと戦うことになる。銃を例にすると、右手でハンドガンの構え&発砲ができ、左手でマガジンのリロードとコッキングができる。また、近接武器は片手、もしくは両手で持ってウォーカーを攻撃するといった感じだ。直感的な操作でさまざまな武器が扱えるのが本作の魅力といえる。これぞリアル。
映像だけでなく、立体感のあるサウンドも没入感を高める秘訣となっている。ウォーカーの呻き声や物音、環境音を耳にすると、その分恐怖も増幅していく。周囲に響くウォーキングデッドのサウンドがここまで恐ろしいものとは思いもよらなかった。ドラマ版だとあまり恐怖は感じなかったが(個人差あり)、いざVR空間に立って耳を澄ましてみると、その考えは間違いであったと認識せざるを得なくなった。怖い、怖すぎる。
没入感を高めるVR空間と直感的な操作を可能にしたVIVE Pro。本機を使ってVRタイトルをプレイしてみて、現実ではなかなか味わえない娯楽を体験できた。ゾンビとキャッキャウフフできたのが一番うれしかったし、贅沢な時間を過ごせた。暴力シーンが激しすぎるので画像は控えめだが、ゾンビファンを唸らせる出来であった。
VIVE Pro(ヘッドマウントディスプレー単体)の価格は7万455円(税別)、SteamVR 1.0対応のベースステーションとコントローラーがセットになったスターターキットは9万9990円(税別)、SteamVR 2.0対応ベースステーションとコントローラーを付属したフルキットは13万9545円(税別)で購入できる。ゲーミングパソコンを使ってVR体験をしてみたい、ウォーキングデッドの世界をVRで練り歩いてみたい人は、VIVE Proをぜひ体験してほしい。
The Walking Dead:Saints&Sinnersの動作推奨スペック | ||
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要件 | 必要 | 推奨 |
CPU | Core i5-4590/Ryzen 5 1500X | intel i7-8700K/Ryzen 7 1800K |
グラフィックス | GeForce GTX 1060/Radeon RX 480 | GeForce GTX 1070/Radeon Vega 56 |
メモリー | 8GB | 16GB |
ストレージ | 40GB | |
OS | Windows 10(64bit) |
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