クロス・マーケティングは2月27日、埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県に在住する20歳~69歳の男女を対象に「セルフレジの利用に関する調査」を実施した調査結果を発表した。
セルフレジについては「どのようなものか知っている」と回答した人は全体で約9割にも達し、性別で見ると男性よりも女性の認知度が高いことが分かった。
さらに、セルフレジの利用有無は、導入店においてフルセルフレジもセミセルフレジも「利用することが多い」が3~4割で最多となり、利用が浸透しつつあることがうかがえる結果になった。
セルフレジを利用する理由としては「有人レジより空いている」が5割以上で最多。次いで「買い物時間の短縮になる」「自分でレジの操作をするのが簡単だから」と続く。
逆に、セルフレジを利用しない理由で最も多かったのは「自分で作業するのが面倒」というもの。性別では、男性は「自分が使いたい支払い方法が使えない」こと、女性は「操作方法がよく分からないこと」や「他の客を待たせてしまいそう」という項目にも票が入った。
また今後、セルフレジを利用するかどうかの意向は「ポイント付与やキャッシュバックなどがあるなら」が4割で他の項目より高い結果に。性別では、男性は「支払い方法が自由に選べるなら」、女性は「セルフレジが混んでいなければ」との項目に票が集まった。
クロス・マーケティングによる今回の前調査項目は以下の通り。
- 属性設問(性別/年代/婚姻状況/子の有無/職業・勤務形態)
- 普段よく利用する店
- セルフレジの認知度
- フルセルフレジ設置を見かけた店舗
- セミセルフレジ設置を見かけた店舗
- フルセルフレジ利用有無
- セミセルフレジ利用有無
- フルセルフレジを利用した店舗
- セミセルフレジを利用した店舗
- スーパーマーケットのセルフレジ設置状況
- セルフレジを利用する理由
- セルフレジを利用しない理由
- セルフレジを利用しなくなった理由
- 今後のセルフレジ利用意向
下記関連サイトのニュースリリースでは、クロス・マーケティングがグラフと共に調査結果を報告している。