KDDIは17日、5G時代に向けた端末販売モデルとして、「かえトクプログラム」を2月21日より開始すると発表した。
あらかじめ2年後の残価を設定 端末価格との差額を24回払い
自動車の残価型ローンに近い形で導入する
この「かえトクプログラム」は、自動車の残価設定型ローンと同じく2年利用後の買取価格があらかじめ設定されている。そして最初の2年は、本体価格とこの買取価格の差額分を24回分割で支払う。
23回支払い後はこの買取価格で端末を返却(下取り)が可能だが、もしその端末を使い続けたい場合は残価分を一括、もしくは再度24回分割払いで支払うことも可能。また再度の24回払いの途中で端末を返却した場合も、その時点での残債が免除される。プログラム料は無料。2年に達する前、12ヵ月以上の利用後で適用することも可能。
発表会では、今回発表された「Galaxy Z Flip」での例も示された。Galaxy Z Flipの価格は税込で17万9360円。2年後の残価はその約33%の5万9760円で、差額の11万9600円を23回払いで支払う(5200円×23回)。また、iPhone 11の場合は、端末価格は9万720円、残価は約41%の3万6785円で、実際の支払いは5万3935円(2345円×23回)。iPhoneの方が2年後の価値をより高く見積もっていることが想定できる。
この残価の設定については、これまでのノウハウに基づくものとし、より実勢に近い価格にすることで、Android/iPhoneを問わずに同じプログラムを適用できた形となる。