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ファーウェイ通信 第117回

通常使用で約2週間のバッテリー持ちを実際の利用状況でテスト

電池長持ちのスマートウォッチ、ファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 2」を充電せずに2週間使った

2020年02月26日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

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GPS内蔵でスマホを一緒に持たずに各種情報を記録
ちょっとした軽い運動や散歩も楽しくなる!

 さて、まずはワークアウトでの使い勝手を見ていこう。

 HUAWEI WATCH GT 2は、ランニングやウォーキング、サイクリングなどの屋外ワークアウトのほか、ローイングやエリプティカルなどの屋内ワークアウトにも対応する。また、5気圧防水仕様のためスイミングにも利用可能。トレーニングを行なった時間や距離、消費カロリーなどを記録してくれる。

ワークアウトを開始するタイミングで記録をオンにする操作をする

 本体には、GPS/GLONASSという2つの衛星測位システムを内蔵。HUAWEI WATCH GT 2単体で、実際に移動したルートを正確に記録できる。GPSを内蔵していないウェアラブル端末だと、ランニングなどのルート記録をするには、スマホも一緒に持ち出す必要がある。ジョギングが盛んな場所では、二の腕にアームバンドなどでスマホを取り付けて走っている人も実際に多く見かけるが、HUAWEI WATCH GT 2であれば腕時計感覚で装着するだけでいいので非常に身軽だ。

 筆者は日常的に取材や打ち合わせなどでさまざまな場所に出かける。今回、HUAWEI WATCH GT 2を身に着けていた2週間の期間は、自宅から取材場所などへの移動の際に時間の余裕を作って、1駅か2駅ぶん歩くことを心がけた。「ちょっと運動をしようかな」とふと思いついた時に、すぐに記録を開始できて、歩いた時間や消費カロリー、ルートなどを後から確認できるのは、普段はあまり運動しない人にとってもなかなか楽しいもの。運動のキッカケ作りにも適した存在だろう。

 なお、HUAWEI WATCH GT 2で記録したデータは、本体の画面でも見られるが、Android/iOS向けに用意された「Huawei Health」アプリを利用すれば、大画面でより詳しく確認できる。ワークアウトの記録だけでなく、毎日の歩数や消費カロリーなども蓄積されていくので、運動不足を解消して健康を維持するのに役立つ。

移動の記録などはスマホのアプリから確認可能

 トレーニングの効率をアップするには、心拍モニタリングも取り入れたい。HUAWEI WATCH GT 2は、本体裏面に心拍数計測センサーを搭載しており、AIアルゴリズムなどを活用したファーウェイの独自技術「HUAWEI TruSeen 3.5」を採用。高精度な心拍モニタリングによって、トレーニングの強度を「ウォームアップ」や「脂肪燃焼」「有酸素運動」といったゾーンに分けて表示してくれる。

背面にあるセンサーを用いた心拍モニタリング機能で、運動の強度も測定できる

 実際に使ってみると、この心拍モニタリングは相当に正確だという印象を受ける。たとえば、ウォーキングでゆったり歩いているうちはウォームアップのゾーンのままだが、ちょっと意識して早足にすると、とたんに脂肪燃焼のゾーンに入るのだ。自分の身体の変化をリアルタイムで把握できるのはとても興味深い。

 トレーニング中のモチベーション維持には、HUAWEI WATCH GT 2の音楽再生機能も役立つ。利用するには、Huawei Healthアプリから、スマホ内の音楽ファイルをHUAWEI WATCH GT 2のストレージに転送するだけ。保存可能な音楽ファイルは最大で約500曲分だ。

HUAWEI WATCH GT 2のストレージに音楽データを保存して再生も可能

 Bluetoothイヤホンとペアリングして、ワークアウト中に再生することもできる。トレーニング時には、HUAWEI WATCH GT 2を手首に、Bluetoothイヤホンを耳に装着するだけなので、非常に身軽だ。なお、46mmシリーズの3モデルはスピーカーを搭載しており、単体で音楽を鳴らせる。

Bluetoothイヤホンとの接続にも対応している

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