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PS4 ProをSSDに換装してゲームごとに速度をチェック! 第6回

PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「龍が如く7 光と闇の行方」のロード時間はどうなるのかチェック

2020年02月05日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII編集部

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「龍が如く7 光と闇の行方」ではゲームロード時が半分に!

 今回検証したゲームは、主人公が桐生一馬から春日一番に代わり、龍が如く6の後の世界、2019年の神室町が舞台となった、セガの大人気シリーズ「龍が如く7 光と闇の行方」だ。

 2020年1月16日に発売され、ゲームシステムは若干変わったものの、人間ドラマを中心としたストーリー展開は健在。主要人物は俳優陣が演じ、神室町だけでなく横浜・伊勢佐木異人町が新たに登場する。バトルシステムが、喧嘩アクションではなく、RPGのコマンドとアクションを取り入れた「ライブコマンドRPGバトル」となり、身につけた職業によって技が変化。仲間と一緒に壁を越えていくことが重要になっている。無料DLCがすでに第3弾まで配信されているので、今後も期待だ。

「龍が如く7 光と闇の行方」のイメージショット。

 今回検証したバージョンは1.05で、容量は45.38GB。最近の大型ゲームの典型的な巨大な容量だ。

 検証したのは起動してからタイトルが表示されるまでの「ゲームの起動時間」とゲームをロードしてゲームが始まるまでの「ゲームロード時間」の2つ。PS4のシステムは7.02だ。

 なお、計測はストップウォッチを用いた手動で、3回計測しての平均タイムを使用。計測ごとにPS4を再起動している。環境によっては今回の結果以上の時間がかかったり、短くなる可能性があることをあらかじめ承知してほしい。

 結果はゲームの起動時間は約10秒、ゲームロード時間は約16秒も短縮している。特にゲーム開始時にロード時間が半減するのはありがたいだろう。龍が如く7は、最初に読み込むと、ほとんどロードのために時間を割くことはなく進んでいく。ストーリー展開するごとに会話シーンが挟まるため、ロードするならそういう時間をうまく使っているのだろう。プレイするたびに26秒も時間が短縮することを考えれば、SSDに換装した恩恵を噛みしめられるはずだ。

 PS4でゲームをプレイするなら、SSDへの換装はもはや必須。大容量SSDでもだいぶ価格が下落してきており、いま買うべきだろう。「BarraCuda 120 SSD」は1TBの容量なら1万2000円台で手に入る。検証では2TBモデルを利用しているが、性能的には変わらない。ただ、ゲームの容量が肥大化していることを考えれば、2TB(2万6000円前後)も視野に入れるべき。予算に合わせて即ポチってほしい。

 今回も時短につながる結果が得られたが、今後もさまざまなタイプの人気ゲームで検証を重ねたい。なお、ファイルの書き込まれた状態や性能の劣化などによっては、今回のような結果にならない場合がある点にご了承願いたい。

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