およそ1割が「Windows 10への移行はとくに考えていない」という大きな問題
デル、中小企業における働き方改革/Windows 10移行状況などを調査
2020年01月31日 16時15分更新
デルは1月31日、中小企業の働き方改革の実態や、Windows 10への移行状況などに関する調査結果を発表した。
EMCジャパンとともに、2019年12月に全国の中小企業(従業員1~99人)のIT担当者1035人に対して実施した独自の調査。中小企業におけるIT担当者の業務環境などを調査しており、とくに従業員99人以下の企業の場合、9割以上のIT管理者は他の業務との兼任、58%の担当者はIT管理に割ける時間はわずか1割であることが判明
働き方改革に関しても、取り組んでいる/部分的に取り組んでいる中小企業はおよそ38%。実施していない」が半数以上にのぼるなど、中小企業での働き方改革には大きな遅れが生じてる。
Windows10への移行状況に関しては、およそ56%の中小企業が移行を完了している一方、およそ1割が「特に移行は考えていない」と回答。移行を考えていないと答えた回答者に理由では、その56%が「必要性を感じていない」と回答しており、セキュリティー面での知識不足がうかがえる結果となった。
さらに、1~9名の企業での移行状況は「完了済み」と「現在移行中」をあわせてもいまだに66%にすぎず、理由としては「データ・ソフトなどの移行」が22%、「予算」が22%と判明した。