KDDIは17日、スマホでの利用時にデータ通信の上限が無い「auデータMAXプランPro」を、2月1日から月1500円(以下、すべて税抜)値下げ、従来の月8980円を月7480円にすると発表した(2年契約時)。家族割プラス、auスマートバリュー、最初の6ヵ月間のみ適用される「スマホ応援割II」と、すべてのキャンペーンの組み合わせで月4480円~とアピールしている。
「auデータMAXプランPro」は、単体としてはauの現行プランでは最上位にあたるもので、スマホでの利用はデータ通信量が上限無し(動画配信やストリーミングサービスなど、大量・長時間の利用時に制限するとしている)。テザリングや国際ローミング時は、従来は月20GBが上限とされていたが、こちらは10GB増量で月30GBまでとなっている。なお、通話定額については1回5分までが月700円(最初の1年は月500円)、24時間無料は月1700円のプラスとなる。
なお、Netflixの契約がセットでスマホでの利用は上限無し、テザリング時の上限が月2GBの「auデータMAXプラン Netflixパック」については料金は変わらず、月7880円で継続して提供される。
キャリアの大容量プランについては、昨年末にドコモ「ギガホ」(月6980円)が、従来の月30GBから、終了期限を発表していないキャンペーンで月60GBに増量したばかり(テザリングでも通信量は同じ)。これに対抗するための今回の値下げと推測できる。