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2万5000円を切るMSIのRadeon RX 5500 XTはフルHD環境のゲーマーに最適

2020年01月17日 12時00分更新

文● 宮崎真一 編集●北村/ASCII

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多くの場面でGTX 1650 SUPERを凌駕
フルHDなら快適なゲームプレイが実現

 それでは、RX 5500 XT MECH 4Gのパフォーマンスをチェックしていこう。今回、比較対象には競合製品となる「GeForce GTX 1650 SUPER」(以下、GTX 1650 SUPER)を用意。利用したグラフィックスドライバーは、RX 5500 XT MECH 4Gが「Adrenalin 2020 Edition 19.12.3」で、GTX 1650 SUPERが「GeForce Game Ready Driver 441.87」。それ以外のテスト環境は表のとおりとなる。

テスト環境
CPU Intel「Core i7-8086K」
(4.0GHz、最大5.0GHz)
マザーボード MSI「MPG Z390 GAMING PLUS」べ(Intel Z390)
メモリー DDR4-2666 8GB×2
ビデオカード Radeon RX 5500 XT
GeForce GTX 1650 SUPER
SSD Plextor「PX-512M9PeG」
(M.2、NVMe、512GB)
電源ユニット SilverStone「SST-ST1200-G Evolution」
(1200W、80PLUS Gold)
OS Microsoft「Windows 10 Pro 64bit版」
グラフィックドライバー Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 19.12.3
GeForce Game Ready Driver 441.87

 まずは、「3DMark」(Version 2.11.6846)の総合スコアからだが、RX 5500 XT MECH 4Gは、Fire StrikeでGTX 1650 SUPERに9~43%の差を付けた。とくに、解像度が最も高くなるFire Strike Ultraで両者の差が最大になっており、ビデオメモリー容量4GBでも、RX 5500 XT MECH 4Gはかなり良好なスコアを発揮している。

 Time Spyでも、RX 5500 XT MECH 4GはGTX 1650 SUPERといい勝負を演じており、DirectX 12のゲームでも高いパフォーマンスが期待できそうだ。

 続いて「Apex Legends」のテスト結果を見てみよう。ここでは、オプションから描画負荷が最も低くなるように設定したうえで、ゲームを実際にプレイ。プレイ中の1分間の平均フレームレートと最小フレームレートを「Frpas」(Version 3.5.99)で取得した。

 その結果だが、1920×1080ドットでは描画負荷が軽くなり過ぎたようで、CPUのボトルネックによりフレームレートの頭打ちが発生してしまった。そこで、2560×1440ドットに目を移すと、RX 5500 XT MECH 4G OCはGTX 1650 SUPERに平均フレームレートで4%ほどの差を付け、最小フレームレートが100fpsを上回っている点は立派の一言。

 「Fortnite」でもゲームを実際にプレイし、Frapsでフレームレートを取得した。なお、設定は最高プリセットを選択している。ここでは、1920×1080ドットこそ、平均フレームレートでGTX 1650 SUPERに届いていないものの、2560×1440ドットでは逆に8%ほどの溝を開けた。その1920×1080ドットでも、RX 5500 XT MECH 4Gは最小フレームレートが60fpsに迫っており、プレイアブルなパフォーマンスが得られていると言っていい。

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