アクセンチュア・セキュリティを強化、エンドトゥエンドのセキュリティサービスを提供
アクセンチュア、MSSなどシマンテックのサービス事業を買収へ
2020年01月08日 12時00分更新
米アクセンチュア(Accenture)は2020年1月7日、米ブロードコム(Broadcom)からシマンテック(Symantec)のセキュリティサービス事業を買収することに同意したと発表した。アクセンチュア・セキュリティが展開するマネージドセキュリティサービス(MSS)などを強化する狙い。買収条件は非公開。
ブロードコムは昨年11月に、シマンテックのエンタープライズセキュリティ事業の買収を完了した。買収額は現金107億ドルで、法人向けセキュリティ製品事業(エンドポイントセキュリティ、クラウドセキュリティ、DLPなど)とサービス事業(SOC、MSS、インシデント対応サービスなど)が含まれる。現在のシマンテックは、ブロードコムのシマンテック・エンタープライズ事業部門(Symantec Enterprise division)としてビジネスを展開している。
今回は、このうちサービス事業をアクセンチュアが買収するもの。アクセンチュアでは、この買収と統合、マネージドサービスの強化を通じて、顧客企業に対しエンドトゥエンドでのセキュリティサービスを提供できると述べている。