毎年元旦に秋葉原で販売される福袋と鬱袋を約10万円分購入して、その中身を公開する新年恒例企画。平成の終了とともにこの企画もお休みをいただくことになった。やはり元旦は各自自宅で家族と過ごしたいものだ。
そこで、これまで取材した2006年から2019年まで、過去14年間の特集を振り返ってみよう。なぜか2011年だけデータが存在していないのだが、そもそも取材していないのか、サーバーからデータが消失したのか記憶が定かではない。おそらく何らかの理由で取材していない可能性が高い。それでも過去13年も福袋を取材し続けてきたわけだ。ここでは、特に印象に残ったものを紹介していこう。
買ってよかった!
大当たりと言える福袋
これまでの取材のなかで、これは大当たり! 買ってよかったと思えた福袋を紹介していこう。
2019年、人気のコーヒーメーカー「NESPRESSO inissia C40W」が入っていたヨドバシカメラの「キッチン家電の夢」。ネスプレッソコーヒーカプセルセット(14カプセル)も同梱されていたので、すぐに美味しいコーヒーを味わえる。そのほか低温調理器など2019年に話題になった家電が入っていた。
同じ2019年、ビックカメラAkibaで8618円でゲットしたのは「格安スマホ福箱」。ASUS(エイスース)のSIMフリースマホ「ZenFone 3 Laser」と「IIJ BIC SIM音声通話パック」が含まれていた。
ZenFone 3 Laserは旧機種とはいえネット通販で2万5500円前後で販売されているため、これだけでも元は取れる。SIM自体は500円で購入できるので、少なく見積もっても2万6000円ぐらいの価値がある。ここから福箱の販売価格を差し引くと1万7000円強もお得だ。
2017年に購入したパソコン工房 アウトレット館の5000円福袋は、「Androidタブレット+関連商品、無関係商品など約5点」と書いてあったが、iiyama製の10型Androidタブレットをはじめ、かなりの数の品が入っており、その数は5点どころではなかった。
同じく2017年に1万円で購入したヨドバシカメラの「お掃除家電の夢」。中身は、エコバックス・ジャパンのロボット掃除機「DEEBOT D35」と、独ケルヒャー社の窓用バキュームクリーナー「WV75」だった。2商品の通常価格は合計で2万1320円なので1万1320円もオトク。