アンカー・ジャパンは、「Anker Power Conference '19 Winter」と題する事業説明会を開催。同社の好調さをアピールするとともに、来春までに発売される新製品を多数紹介した。
モバイルバッテリーのイメージが強いAnkerだが、BluetoothオーディオのSoundcore、ロボット掃除機のEufyなど、複数のブランドで製品を提供している。今年の国内での事業規模は100億円突破を予定。海外・国内ともに成長を続けている。
電源タップに見えて、USB PD対応機器に充電も可能
「Anker PowerPort Stripシリーズ」
モバイル機器の充電関連の新製品では、USB ACアダプターの機能も持つ電源タップ「Anker PowerPort Stripシリーズ」を公表。最大30WのUSB PD対応のUSB Type-C端子に加え、最大5V/2.4AのUSB Type-A端子も2つ搭載。コンセント側が3つの「Anker PowerPort Strip PD 3」が3999円、6つの「Anker PowerPort Strip PD 6」が4999円で来春発売予定。
USB ACアダプターでは、GaNを採用することで厚さ18mmという薄型筐体が特長の「PowerPort Atom III Slim(Four Ports)」がやはり来春発売予定(4299円)。約90×86×18mmのサイズで、最大45WのUSB PD対応USB Type-C端子に、USB Type-A端子も3つ装備している。
1万円を切るお手頃な完全ワイヤレスイヤフォンが第2世代に
完全ワイヤレスイヤフォンは現在急成長中の市場ということもあり、同社も力を入れている。「Liberty 2」「Liberty Air 2」はともに11月27日発売で、価格はそれぞれ9999円と7999円。
Liberty 2は10mmのダイヤモンドコーティングドライバーを採用し、音質にこだわったモデル。最大8時間の動作時間、充電ケース使用時は最大32時間まで延びる。Liberty Air 2は、充電ケースまでワイヤレス充電に対応した完全ワイヤレスイヤフォン。動作時間は約7時間で、充電ケース使用時は最大28時間。ともに装着時の音の聞きやすさを測定し、プロファイルを自動作成する機能のほか、AAC/SBC/aptXの3つのコーデックに対応する。
ロボット掃除機のサブスクリプションモデルや
スターウォーズコラボのプロジェクターも
ロボット掃除機のEufyは新製品こそリリースされなかったが、サブスクリプションプランの開始を発表。エントリーモデルの「Eufy RoboVac 11S」では税抜月980円、水拭き掃除にも対応する上位モデルの「Eufy RoboVac L70 Hybrid」は税抜月2980円。契約期間は最短6ヵ月、最長24ヵ月。7ヵ月以上利用すると、交換用パーツキットが半年に1度送られるほか、2年以上の利用で追加の支払いは無しで、ユーザーに所有権が移る。
Android TVに対応した円筒状のモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule II」には、スターウォーズとコラボし、R2-D2のデザインになった特別バージョンが登場。1138個限定で、1月下旬に発売される。価格は7万9800円。見た目もなかなかおもしろいが、起動音にR2-D2のボイスが採用されるなどのこだわりもあり。
スターウォーズコラボではモバイルバッテリー「Anker PowerCore 6700」にデス・スターエディションとミレニアム・ファルコンエディションの2モデルが用意。LEDや付属ケーブルもイメージに合わせたカラーになっている。こちらは11月23日の発売で、価格は3980円。