物理機材相当の機能を持ち、必要なときにはコントロールパネルからすぐに利用開始
さくらのクラウド、高性能ファイアウォール仮想アプライアンス「Juniper vSRX」を提供開始
2019年11月14日 17時45分更新
さくらインターネットは11月14日、日商エレクトロニクスとの協業により、さくらのクラウドにて「Juniper vSRX」の提供を発表した。11月21日に提供を開始する。
Juniper vSRXはジュニパーネットワークスの高性能ファイアウォール仮想アプライアンスで、日商エレクトロニクスが代理店となっている。物理機材相当の機能を持ち、基本的なファイアウォール機能や低価格で閉域網を実現するVPN機能などに加えて、アプリケーションの可視化や帯域制御などが可能なAppSecure機能、サーバーやネットワークへの不正アクセスを検知するIPS機能、ジュニパーネットワークスのスイッチ製品と同じJUNOSを搭載した高度なルーティング機能などにも対応。
サーバーを新規作成する際の元として利用できるパブリックアーカイブ(初期設定済みのOSイメージ)として提供するため、必要なときにはさくらのクラウドのコントロールパネルからすぐに利用開始できる。必要な帯域と機能に応じて、9種類の料金プランが用意される。