各種機能を統合してクラウド利用のセキュリティー・ポリシーを一貫化
マカフィー、セキュアなクラウド利用を実現する「Unified Cloud Edge」発表
2019年11月07日 18時30分更新
米マカフィーは11月2日、データ保護と脅威防御をシームレスに管理してセキュアなクラウド利用を可能にする「Unified Cloud Edge」を発表した。
「McAfee MVISION Cloud」に「McAfee Web Gateway」や「McAfee Data Loss Prevention」が提供する機能を統合し、「MVISION ePolicy Orchestrator(ePO)」とも連携することでボーダレスIT環境を実現するという。
企業の多くはDLP(Data Loss Prevention)とCASB(Cloud Access Security Broker)を個別に管理しているが、同社の調査では複雑さが増すことによってセキュリティー効果が低下するという。新たにリリースされるMcAfee MVISION Cloudはクラウド・ネイティブ・アーキテクチャにより実現され、複数の環境において単一のポリシーを徹底。ユーザーはセキュリティー・イベントを調査、単一のリポジトリからレポートを実行可能。McAfee Web Gatewayとの統合を通じてシームレスな脅威防御とデータ保護を提供する。
Unified Cloud Edgeでは、デバイスからクラウドまでのデータに対する包括的な可視性と一貫したコントロールが可能なほか、統合されたポリシーやインシデント管理、調査、ワークフロー、およびレポートが可能。脅威とデータ保護の管理の簡素化、機械学習機能でのイベント分析によるクラウド規模の脅威に対する一貫した防御などが実現されているという。