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ASCII BESTBUY AWARD 2019を開催 第3回

価格.com×アスキー対談

2019年のデジタル製品トレンド、いま支持されているスマホ、PC、AV機器は? 

2019年11月01日 11時30分更新

文● ASCII

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大画面テレビは売れた、有機ELも人気に

小林 最後にパソコンやスマホを除いた、デジタル市場全体で動きのあった商品カテゴリーについても見て行きたいです。

鎌田 今年動きがあったカテゴリーと言えば、やはりテレビですね。昨年末にBS4K放送が始まりましたが、この流れにうまく乗れたのが、東芝。ソニー、シャープ、パナソニックなどに先行して、いつもはやらない12月のラインアップ刷新なども実施し、12月~1月はレグザ一色というほどの売れ行きでした。4Kテレビは様子見の状況が長く続いていましたが、4Kチューナー搭載であれば安心だと。日本人の保守的な面が見えました。

有機ELテレビのソニーA9G

 2019年の夏以降は4Kチューナー搭載機が主流となり、消費増税前の駆け込みもあって、ソニーの有機ELテレビ「A9G」シリーズなどが好調です。有機ELの4Kテレビで一番人気であるのは間違いないですが、全体でも55型がベスト5~7位に入っています。

小林 AV機器ではワイヤレス製品、特に完全ワイヤレスイヤホンが好調でした。

鎌田 これは本当に勢いのあるカテゴリーですね。ここ1年で一気に市場が様変わりしました。いまランキングを見ると、10機種中9機種がワイヤレス製品で、そのうち8機種は完全ワイヤレスといった状況です。昨年から機種も増え、市場がにぎわっています。中でもソニーの「WF-1000XM3」は化け物みたいな製品で、出だしから爆発的に売れています。評価も4.5以上と高評価です。その一方で、AVIOTなど、小規模ながらフットワークの軽いブランドがランキングに登場し、知名度にとらわれず、いいものは口コミでどんどん広がっている印象があります。

WF-1000XM3

読者や消費者の意見を反映したアワードも実施します!

小林 お話を伺って2019年のトレンドが再確認できたと同時に、新しいもの、とんがった製品が大好きなアスキー読者との違いも感じて興味深かったです。年末商戦に向けて各社の製品も出そろってきました。ASCII BESTBUY AWARDは読者投票の結果を反映しながら、編集部として2019年の最強のデジタル製品を決めるものになっています。結果発表は11月末になっています。毎年実施される価格.comのアワードと見比べてみるのも面白そうですね。

鎌田 価格.comプロダクトアワードは毎年実施していますが、少し変わった仕組みです。基本的には選考委員がいるわけではなく、価格.comで評価されている製品の情報を集計し、製品が選ばれる仕組みになっています。今年の発表は12月の頭を予定しています。

小林 終了間近ですが、ASCII BESTBUY AWARDの読者投票もまだ受付中です。今回の対談が「こんな商品もあったな」と思い出させるきっかけになると嬉しいですね。

ASCII BESTBUY AWARD 2019投票受付中

アスキーでは、2019年の年間最優秀製品を決めるASCII BESTBUY AWARDの読者投票を受け付け中です。詳細は下記のページをご確認ください。

投票を急げ!「2019年最も印象に残ったデジタル製品を教えてください」

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