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東京モーターショー 2019レポート 第4回

東京モーターショー 2019

レヴォーグのプロトや555台限定のWRX STIが見られるスバルブース

2019年10月28日 12時00分更新

文● 栗原祥光 撮影●栗原祥光

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 SUBARUは東京モーターショー 2019において、新型「レヴォーグ」のプロトタイプを世界初公開。市販モデルの発売は2020年後半を予定している。

 レヴォーグは、今では数が少なくなりつつある「ステーションワゴン」に属する1台。初代は2013年の東京モーターショーで発表され、2014年に発売開始。2017年に大幅な改良を施したモデルが登場している。

 2代目レヴォーグは、SUBARUが提唱する「グランドツーリング思想」に基づき、新世代SUBARUの象徴となるモデルとして開発された。一目でSUBARUとわかるデザインにしつつ、より鋭角的なラインとして大胆さを取り入れている。エンジンは、加速性能と環境性能の両立をめざした、第4世代となる新開発1.8リットル水平対向直噴ターボで、トルク重視の設計になっているという。ボディーはSUBARU GLOBAL PLATFORM×フルインナーフレーム構造を採用している。

 アイサイトも進化しており、作動範囲が広くなったことが最大のポイント。広角化した新開発ステレオカメラと前後合わせて4つのレーダーによる360度センシング機能を新たに搭載。さらに、GPSと準天頂衛星「みちびき」によって正確な自車位置を特定することで、高速道路におけるカーブ前減速やハンズオフ走行支援も実現するという。

 ブースには、555台限定の「WRX STI EJ20 Final Edition」も展示。過去20年以上にわたり、SUBARUの走りを支えてきたEJ20型水平対向エンジンを搭載した、特別装備が満載のモデルだ。予約は既に始まっており、予定数より注文が多い場合(おそらくそうなるだろうが)は抽選となる。ちなみに残念ながら抽選に洩れて、それでもEJ20型のWRX STIが欲しいという方は、2019年12月末までにオーダーすれば手に入るとのこと。

 また、入口付近には2019年ジュネーブ国際モーターショーで公開された「SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT」も展示。こちらはレヴォーグにも通じるBOLDERデザインを採用したSUVで、デザイン面でこれからのSUBARUの方向性を知るヒントになること間違いナシだ。

 そんな新しい出会いと別れが同居するSUBARUのブース。ぜひチェックしてほしい。

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