プロカメラマンやプロゲーマー向け!
「Xperia 1 Professional Edition」が25日発売決定!
「好きを極める人へ」というコンセプトで21:9シネマワイドの4K HDRディスプレーや、3Dを使ったゲームを快適に動かすスペック、映画で使われているカメラの技術を使った「CinemaPro」モードなどを搭載したXperia 1。日本でも7月に発売され、映像制作現場のサブモニターやeSports大会の公式端末に使われるなど、各方面で活躍している。
最近ではキャリアの秋冬モデルとして、Xperia 5やXperia 8も登場した。
ソニーモバイルは、フラッグシップのXperia 1をさらに突き詰めたモデル「Xperia 1 Professional Edition」を10月25日に発売する。価格は15万7300円で、全国のソニーストア(ウェブ直販サイト含む)で取り扱う。また、明日24日からソニーストア 銀座・札幌、名古屋、大阪、福岡天神で店頭展示も行なう。
Xperia 1 Professional Editionは、ベースのXperia 1をブラッシュアップしたモデル。出荷時にカラーキャリブレーションをかけてディスプレーの輝度むらや色ずれを補正することで、白の均一性や安定性を実現し、世界の映像制作現場で使われているソニーのマスターモニターと同じ基準にしているという。また、Xperia 1では自分で選ぶ必要があった「クリエーターモード」(BT.2020の色域などに対応したモード)が標準になっている。もちろん、通常モードに戻すことも可能。
ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズを使っている人に便利な、写真転送&リモート操作アプリ「Imaging Edge Mobile」がプリインストールされている(通常はアプリをダウンロードする必要がある)。
また、一部のαシリーズに提供されていたImaging Edge Mobileのアドオン「Transfer&Tagging add-on」もプリインストール。画像にタグ付けしたり、音声認識でIPTCメタデータを入力できるようになり、スポーツや報道にかかわるカメラマンがクライアントに即納しやすくなるという、まさにプロのための機能に対応した。なお、この2つの機能は10月下旬以降のアップデートで追加される。
eSports向けとしては、有線LANに対応したのが目玉。USB Type-Cと有線LANの変換コネクターを使えば、端末を有線接続でき、無線の不安定さや速度の遅さから開放される。これでますますXperiaがeSportsの現場で選ばれるようになるだろう。
また、本体サイズやスペックはXperia 1と同じながら、内蔵ストレージは128GBと倍増。DSDSに対応し(microSDカードは排他利用)、UIの横ローテーションも可能になった。防水防塵には対応するが、FeliCaやワンセグ/フルセグには非対応で、サイドセンスとダイナミックバイブレーションは標準でオフになっている。カラバリはブラックのみ。
対応周波数は公表されていないが、主要3キャリアのネットワークにはすべて対応するとのこと。
「Xperia 1 Professional Edition」の主なスペック | |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 6.5型有機EL(21:9) |
画面解像度 | 1644×3840ドット |
サイズ | 約72×167×8.2mm |
重量 | 約178g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz+2.4GHz +1.7GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部メモリー | microSDXC(最大512GB) |
OS | Android 9 |
カメラ画素数 | アウト:約1220万画素(F値1.6) +約1220万(望遠、F値2.4) +約1220万(超広角、F値2.4) /イン:約800万画素 |
DSDS | ○ |
FeliCa | × |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
バッテリー容量 | 3200mAh |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ブラック |