ゾーンAF大活躍!
カメラ任せでイケるんじゃないか!?
マシンがグリッドに並ぶ前の時間に練習走行があったので、SUGOらしい景色を撮ろうかと思い、最終コーナーのアウト側からハイスピードで坂を駆け上がるマシンを流し撮りしました。ここのポイントは横から流し撮りをする際、それほど長いレンズが必要ないのでオススメです。
マシンがピットレーンに入る頃、場所を離れて急ぎメインストレートのピット側へ走ります。なんとなくEOS 90Dの使い方が見えてきました。
グリッドウォークが始まり、GT300クラスのグリッドを撮影中に恐れていた雨が降り始めます。通常は1コーナーでスタートの様子を撮るのですが、SUGOの1コーナー撮影ポイントは雨が降ると危ないので、ハイポイントコーナー手前のストレートで、疾走するレーシングカーを撮ることに。
ここでキヤノン純正のレインカバーをレンズに取り付けようとしたところ、トラブルが発生。レインカバーのアイピースをEOS 90Dに取り付けようとした際、サイズが大きすぎて合わないではありませんか。フルサイズ機とEOS 7D Mark II以外、このレインカバーはAPS-C一眼レフには対応していなかったのです。
これは困ったなぁとボヤいているうちに、次第に雨は強くなり、セーフティーカースタートが決定。NSXのセーフティーカーを先頭にGTマシン達が目の前に現れます。
セーフティーカーは白が多いので、車を撮ってからヒストグラムと実際の絵を確認して、絞り値や感度などを決定したいのですが、レインカバーの中で再生ボタン等を押しているうちに、レインカバーのアイピースが外れて、ファインダーに水滴が入り、一気に見づらい状況に。APS-CのほかEOS Rも純正レインカバー非対応ですので、新型を作るなど何とかしてほしいところです。
さて、レースはドライタイヤを選択したポールポジションのKEIHIN NSX-GTが1コーナーで2番手RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトン選手、3番手au TOM'S LC500の中嶋一貴選手、そして4番手KeePer TOM'S LC500のニック・キャシディ選手にまとめてかわされてしまうところを、上から撮影。
数十秒後にRAYBRIG NSX-GTを先頭とする集団がハイポイントコーナーへ向かってきます。ここでコーナーへ侵入するマシンを撮り、そしてバックショットを狙います。
S字からハイポイントコーナーまでの短い直線で、一気に加速し減速するマシンの動体追従のテストをしてみたいと思います。撮影モードはすべてEOS 90D+EF300mm F2.8L IS II USM/ISO800/1/400/F5.6/Mモードです。
ラスト2コマは甘いですが、それまでは結構アタリが多いようです。撮っていくうちに暗くなってきたところで、場内実況のピエール北川さんの叫び声が。振り返ると2コーナーの先でZENT CERUMO LC500がスピンしコースアウト。
上から1枚撮った後、SCが出ると予想して場所を移動。しかしSCは入らずハイポイントコーナーの手前であるS字コーナーへ移動。縁石に乗るマシンを撮ることにしました。