父親が子育てに参加することは常識になっているようです。建築金物総合メーカーのナスタが10月16日、働くパパ1000人を対象に実施した「育児に関する意識調査」の結果を発表しています。
調査では90.6%の人が「父親も子育てに参加することが当たり前だと思う」と回答している一方、実際に育児に参加できていると思う人は58.8%にとどまる結果となりました。
調査ではその他にも「男性社員の育児休暇制度がある」と回答した人が65.3%になった一方、88.7%の人が「取得したことはない」と答えるなど、理想と実際の差が浮き彫りになりました。
一方、育児をもっとがんばろうと思ったきっかけとしては「子どもが毎日新しい言葉をおぼえていく」「子どもに大好きと言われた」など、子どもにまつわる回答があげられていました。
調査からは「子育てをしたいのはやまやまだが、仕事を休むわけにはいかない」という忙しい親たちの実情が浮かびます。調査元のナスタでは、男性従業員が中長期の休みを取りやすい制度や環境を作るなどして、従業員の子育て支援にあたっているそうです。
調査対象者:⼦どものいる既婚男性
調査時期:2019年9⽉14⽇〜9⽉16⽇
調査⽅法:インターネットリサーチ
調査人数:男性1000人
対象年齢:20代82人/30代512人/40代406人