キングソフトは10月9日、総合オフィスソフト「WPS Office」のMac版「WPS Office for Mac」をリリースした。価格は3480円。販売はキングソフト公式オンラインショップにて。また、リリースを記念して、最大60日間無料で使える2ヵ月無料体験版も提供している。
WPS Office for Macは、ワープロ、スライド資料、表計算がひとつになった総合Officeソフト。Microsoft Officeとの互換性により、共有ファイルの閲覧や編集などが可能なほか、操作画面はMicrosoft Officeと近しいインターフェースを採用。はじめてWPS Officeを使う人でも直感的な操作ができるとのこと。
文書ファイルを作成できるWriterは、「画像・図形・表の挿入」「ルーラーやグリッド線の表示設定」「校閲機能」などを搭載。
スライド作成に特化したPresentationは、文字や図形・画像の自由な位置へのレイアウトはもちろん、アニメーション設定やデザインテンプレート、発表者用の「ノート機能」をそなえる。
表計算ソフトのSpreadsheetsは、SUMやIFといった300種類以上の関数を搭載し、「自動フィルタ」や「ピボットテーブル」など本格的な表計算にも対応する。
そのほか、PDFファイルの閲覧・編集が可能で、テキストデータへの「ハイライト機能」や「下線、取り消し線の追加」、「テキストの挿入」などの加工機能をそなえる。
日本語フォント11書体(29種類)を基本フォントとして収録しており、OSやOfficeソフトの違いによるレイアウトのズレを低減することが可能。また、すべての形式のファイルをひとつのウィンドウ内でタブ表示でき、効率的な作業をサポートするとしている。