Origamiは、金融プラットフォーム「Origami Network」を開始し、賛同パートナー企業14社に決済機能の提供、決算データの還元に加え、今後は企業独自ポイントを利用できる機能や顧客管理(CRM)機能をオープン化することを、9月27日に発表した。またOrigami Networkは、9月27日からウェブサイトにて申し込み受付を開始する。
あわせて、新規事業「Origami Technologies」開始、さらに株式会社Origami Financial Servicesを9月9日に設立したことを発表した。
Origami Pay機能を解放
Origamiは、これまで構築してきた加盟店ネットワークや決算機能の開放といった決算部分のオープン化に加え、決済にとどまらず多様な金融サービスのオープン化を目指すため、金融プラットフォーム Origami Networkをパートナー企業14社と共に開始するという。
Origami Networkを採用する企業は、顧客の消費行動の把握、デジタルトランスフォーメーションを推進するためのデータ利活用、必要に応じた企業間のデータ連携を戦略的に進めることができるとうたう。
参加企業には、自社アプリ内でOrigami Payを開始できるパッケージをカスタマイズ不要で無償提供する。利用者(消費者)は、Origamiアプリのインストール不要で、各加盟店のアプリにてOrigami Pay機能を利用できる。
2019年11月上旬、Origami Wallet開始
また資金移動業をすでに取得済みで、「Origami Wallet」を11月上旬に開始予定だという。個人間の送金やお店での支払いを網羅し、殖やす、借りる、備えるを拡充。Origami Networkを活用し、カスタマイズ不要で各パートナー企業に提供する。