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倉本春の「家電相談室」 第1回

床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」を試してほしい:

育児中にオススメのロボット掃除機は「ルンバ」じゃなくて…

2019年10月04日 16時00分更新

文● 倉本春

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●「床拭きだけでいいんじゃないの??」と考えるズボラ主婦

 ちなみにm6はルンバとの連携掃除も可能です。つまりスマートフォンで設定すれば「ルンバでゴミを吸引」してから「床を水掃除」ができるというわけ。

 ただし、これは個人的に意外とハードルが高いと感じました。まず、連携できるルンバはフラッグシップモデルであるi7か900シリーズと呼ばれるモデルのみ。高機能機種だけにお値段もそれなりです。しかもm6も床拭きロボットとしてはそれなりの値段になり、つまりお高いというのが一点。

 もうひとつの問題が設置場所です。どちらも設置するとなるとルンバとm6、合計2台分の充電エリアを用意しないといけません。両製品ともにそれなりに大きさがあるので、手狭な住居では両方設置するのはハードルが高いと思います。ただし、この二つのハードルを越えられれば、床掃除は完璧な仕上がりになりそうです。

m6との連携機能を搭載するロボット掃除機ルンバi7+(写真左)とm6(写真右)充電台だけでも意外とスペースが必要になります

 そんなわけで、ズボラな筆者がたどりついたのは「掃除は基本m6だけ」という掃除方法。髪の毛やペットの毛、ホコリが床に落ちていても気にせず水拭きしてしまいます。水拭き後は床に髪の毛などが貼りついてしまうことがあるのですが、その後から拭きすれば部屋の端にゴミやホコリを寄せてくれます。気が向いたとき、最後に掃除機か簡易モップなんかで部屋の端っこを掃除すれば終了。広い面はm6が掃除してくれているのでかなりの時短になりますよ!

 わが家で大絶賛されているm6ですが、一つ不満なことも。それは使える掃除用シート(クリーニングパッド)が純正の使い捨てシートと、洗って繰り返し使えるシートしかないところ。洗って何度でも使えるシートはランニングコスト的に嬉しいのですが、市販の床拭き用ウェットシートにも対応してくれるとうれしいな……などと考えている、どこまでもズボラな家電ライターなのでした。




著者──倉本春(くらもと・はる)

白物家電やIoT家電、ガジェットなどのレビューや解説を得意とする家電ライター。パソコン誌編集を経験を活かしたテクニカルな解説や、元カフェオーナーシェフならではの調理家電を使ったレシピ考案などを得意とする。家電を使っていかに家事の手を抜くかが人生最大の課題。

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