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ディスプレーは見やすい15.6型、タイピングが楽な軽めのキーを採用

屋内外で快適に使える、省電力型CPU搭載の15.6型ノートPC「dynabook AZ55」

2019年09月27日 09時00分更新

文● MOVIEW 清水、編集●阿部/ASCII

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15.6型ディスプレーで見やすいdynabook AZ55/G

 約10万円と、購入しやすい価格ながら、第8世代CPUのCore i7-8550Uプロセッサーを搭載し、エントリーマシンとしてコスパのいいノートパソコン「dynabook AZ55/G」。15.6型ディスプレーと画面も広く、省電力型CPUでバッテリーなしでの稼働時間も期待できる本機の使い勝手はどうだろうか。

 今回はこのdynabook AZ55/Gについて、使い勝手を検証してみる。直販サイト「Dynabook Direct」では、同シリーズの2019年春モデル「dynabook AZ55/M」が販売中。こちらはdynabook AZ55/Gと同じ外観のほか、Core i7-8550U、8GBメモリーを搭載し、ストレージは256GB SSD、512GB SSD、1TB HDDから選べる。そのうえ、約8万円で購入できるという、スペックとコスパのバランスが絶妙なエントリーマシンだ。購入の際はぜひコチラをチェックしてほしい。

少し軽めのキーで、タイピングは疲れにくい

 dynabook AZ55/Gは15.6型ディスプレーを搭載し、本体サイズはB4にほぼ近い。横幅がある分、テンキーまで装備しているキーボードとなっている。

dynabook AZ55/Gのキーボード

 キーピッチは19mm。デスクトップ用のキーボードとほぼ同じ間隔で、ノートパソコンにありがちな変わったキー配置はない。省略されがちな右側のAltキーもあり、すべてのキーが揃っている。カーソルキーは上下半分だが、横幅は通常のキーと同じサイズだ。そのせいか、もっとも手前の列のキーが縦長になっているのが、ほかのキーボードと少々使い勝手が異なる点だろう。

 通常少し大きめである、左側のCtrlキーとEnterキーが縦長なのが使っていてもっとも気になった。頻繁に使うキーのため大きさが違うことに慣れるのに少々時間がかかった。また、変換などで使うスペースキーは横幅こそ通常のキーの3倍ほどあるが、位置が左に寄っている感じになっているため、ホームポジションに手を置くと右手の親指が少し届きづらく、スペースキーは左手の親指で打つほうがいい感じだ。

 キーストロークは1.5mmで少々浅い感じがした。キー自体は少し軽いイメージで、それほど押し下げずにタイピングしていけるため楽に文字入力ができる。すべて同じ重さになっているとは思うのだが、縦長のキーや、左端にあるキーは若干頼りない感触だ。ここは個人的な好みになってしまうと思うが、全体的にもう少し重いほうがタイピングしているという感じはするのではないかと思う。なお、キーの表面はフラットだ。

 タッチパッドは2ボタンタイプで、感度はほぼイメージ通りの動きをしてくれる。ボタン自体もしっかりと押し下げている感触があり、間違ってクリックしてしまうということは少ない。このタッチパッドの位置は若干右寄りになっているように思える。ホームポジションに手を置いた際、スペースキーが左に寄っていることもあり、右手の腹がタッチパッドに触れてしまってカーソルを動かしてしまうことがあった。このあたりは慣れの問題で、ほんの少しの差ではあるが、使い始めは少々戸惑うかもしれない。

 ファンクションキーにも触れておこう。あまり多く使うキーではないが、検索の次表示、ブラウザーのリフレッシュなどで用いる人は、ファンクションキーが少し小さいことが気になるかも知れない。ただ、12個のファンクションキーが4つずつに区切られていて、間に少し隙間が設けてあるので、どのキーを打つかはわかりやすくなっている。

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