NECは8月30日、ラグビーワールドカップ2019日本大会に向け、11言語に対応した多言語音声翻訳サービス「NEC翻訳」を提供すると発表した。
NEC翻訳は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した観光会話向けの高精度翻訳エンジンを活用。NECでは日本語・英語・中国語・韓国語の4言語に対応したサービスを2017年11月より提供しているが、新たに対応言語を日本語、英語、中国語(簡)、中国語(繁)、韓国語、タイ語、ベトナム語、ミャンマー語、インドネシア語、フランス語、スペイン語の11言語へ強化している。
スマホやタブレット向けのアプリや専用端末として提供。日本全国の12開催都市において会場の来場者案内所のスタッフが利用するとともに、来日外国人が無料で利用できるようにし、競技場へのスムーズな入場や各都市での観光促進に役立てるとしている。