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浦添総合病院はNECの「クラウド型ビデオ通訳サービス」を採用

外国人患者ももう困らない?クラウド型ビデオ通訳を導入した病院

2015年02月04日 12時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 沖縄県浦添市にある社会医療法人仁愛会 浦添総合病院はNECの「クラウド型ビデオ通訳サービス」を採用し、窓口や診察室・入院病棟で利用を開始した。

 観光立県である沖縄県には、アジア(台湾・中国・韓国等)からの観光客が年々増加しており、救命救急センターを持つ浦添総合病院への外国人利用者数も増加傾向を示しているという。浦添総合病院では英会話が可能な職員も限られている上に、英語だけでは患者・家族等などとうまく意思疎通が図れない事例も増えてきたという。外国語対応可能な職員の採用や育成にも時間とコストがかかるという課題があるため、対応に苦慮していた。

 今回導入したクラウド型ビデオ通訳サービスは、タブレット端末を用いてNECの通訳センターと高品質のビデオ通話で接続し、リアルタイムな翻訳を実現するもの。クラウド型によるサービス提供により、専用システムの構築が不要なため、運用コストを大幅に低減するとともに、専任の通訳者の配備も必要なくなる。また、既存のタブレット端末に専用のアプリケーションをインストールするだけで利用が可能になる。

 浦添総合病院では、来院した外国人患者と病院関係者とのやりとりを、タブレット端末を介して、通訳者(5か国語に対応)がリアルタイムに翻訳。これにより、外国語での丁寧できめ細かな診療サポートを実現するとともに、外国人対応時間・待ち時間の短縮が実現するなど、より一層のサービス向上が期待できるという。

外来等、受付での利用の様子

入院時、ベットサイドでの利用の様子

 今回、浦添総合病院では、3台の端末を導入し、外来と病棟の一部にWi-Fi環境を構築する事で、顧客満足度の向上と職員の負担軽減を実現しているという。今後は、法人内にある事業体(健診センター、クリニック等)への導入も検討しており、さらなる顧客満足度の向上を進めていくという。

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