「スター・ウォーズ」ファンなら見逃せない世界巡回展
「STAR WARS Identities: The Exhibition」品川で開催
スカイウォーカー家の物語を描く「スター・ウォーズ」の完結編「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が12月から全世界で公開される。これを記念した世界巡回展「STAR WARS Identities: The Exhibition」(スター・ウォーズ アイデンティティーズ)が、アジアで初めて日本展として東京都品川区の寺田倉庫G1-5Fにて開催されている。
この展示会では、映画で使用された衣装やプロップ、各種コンセプトアートなど200点以上の貴重な展示が見られるほか、来場者が質問に答えていくことによって、その人のアイデンティティが反映されたオリジナルキャラクターを作ることができる、インタラクティブ・クエストなどが楽しめる。
日本は「スター・ウォーズ」のふるさと
展示会に先駆けて報道陣向けに開催された内覧会では、ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート アーカイブディレクターのレイラ・フレンチ氏と、日本展アンバサダーを務める市川紗椰さんが挨拶を行なった。
レイラ・フレンチ氏は「この展示会の東京での開催はアジアでの初開催となります。日本は「スター・ウォーズ」のふるさとのようなところであり、日本の文化に多大な影響を受けているだけでなく、多くのファンがおり、今回日本でこの展示会を開催できることをたいへんうれしく思っています」とコメント。
市川紗椰さんは「一足早く回りましたが、一言で言うと最高でした。「スター・ウォーズ」といえばという展示や、マニアにはたまらない展示もあり、大充実しています。特にオススメなのがインタラクティブクエストで、リストバンドを付けて質問に答えていくのですが、心理学に基づいた質問で形成されているので結果に驚くと思います。このクエストは真剣に答えるようにして、楽しんでもらえたらと思います」と語った。
アナキンとルークの物語を振り返る、貴重な展示品
スター・ウォーズ アイデンティティでは200点を超える衣装や資料などが展示されている。中には、今回初めて展示されるものや、これまで公開されていないキャラクター設定にいたるまでのコンセプトアートなどが多数展示されている。これらの展示品は、今後ロサンゼルスに設立されるLucasfilm museumに収蔵される予定で、これだけの規模で展示されるのは、日本では最後の機会となる。
展示品は、旧6部作のルークやアナキンの物語を振り返りながら、実際に映画で使用された衣装やプロップを展示。これまでの「スター・ウォーズ」サーガの世界に存分に浸ることができる。ファンはもちろん、「スター・ウォーズ」にそれほど詳しくないという方も、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」に向け、スカイウォーカー家の歴史を辿るにはうってつけの展示会となっている。