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グーグル、ジェスチャー認識技術を最新スマホ「Pixel 4」に搭載へ

2019年08月01日 13時06分更新

文● Charlotte Jee

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グーグルが5年間にわたって開発してきたジェスチャー認識技術が、今秋発売される最新のスマートフォンに導入されることになった。

グーグルが今秋発売する予定の「Pixel 4」は、同社の「ソリ(Soli)」技術を採用する最初の製品となる。グーグルのブログ記事と、Pixel 4のティザー動画によると、動きを検知するレーダーにより、手を振るだけで曲をスキップしたり、アラームをスヌーズしたり、電話を切ったりすることが可能になるという。

ソリは、グーグルが開発した小型レーダー・システムだ。スマートフォンの上部に付けられており、周囲の小さな動きを検知できる。グーグルは今回、ソリのセンサーを、動きを検知してジェスチャーを認識できるアルゴリズムと組み合わせた。レーダーを使うので、布などを透した動きや、暗い場所での動きも検知できる。ソリの技術は今年1月に連邦通信委員会(FCC)によって承認され、市場に出る準備が整っていた。

グーグルの先進技術研究ユニット(ATAP)のチームは、何年も前からソリの開発に取り組んでいた(ソリのプロジェクトが初めて公開されたのは2015年だ)。おそらく今回の新型スマートフォンはソリ導入のスタートに過ぎない。今後、スマートウォッチ、グーグルホームのようなスマートスピーカー、ハイテク・ドアパネルや照明スイッチ、さらにはAR(拡張現実)ヘッドセットなど、広範なグーグル製品への組み込みが計画されているはずだ。

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